“炭”の遠赤効果でおいしさを追求~三菱電機・本炭釜 三菱電機 本炭釜 高級炊飯器の先駆者となった“本炭釜”。昨年の年間出荷台数は、目標を大きく上回る2万台になったとのこと。購入者の半数以上が50歳以上と、シニアに人気の炊飯器です。今年は、機能面は初代の強化という印象ですが、サイズやカラーバリエィションも増えました。本物志向の人にも納得の一台です。 品番:NJ-WS10A K(漆黒)・N(金麗)・R(漆紅) 発売:2007年9月21日発売 市場参考価格:約10万円 ■極意は“本炭釜” 発売以来、話題となっている“本炭釜”は、ひとつひとつ職人の手作りという贅沢さも魅力のひとつ やはり最大の特徴は釜。99.9%の炭素材料から削り出した“本炭釜”は、ひとつひとつ職人が手作りしている贅沢な釜です。炭素材料は、優れた熱伝導性をもち、さらに遠赤外線効果が高いためお米をしっかり加熱します。今年は、釜底の中央部の厚みを、周囲より厚い7.5mmにすることで、より多くの熱を発生させ激しく沸騰させています。沸騰の大きな泡がお米を押し上げていくため、お米一粒一粒がふっくらと炊きあがるそうです。 ■炭コート遠赤放熱板 内ぶたは「炭コート遠赤放熱板」を採用し、遠赤外線をよりアップ! 内ぶたにも炭コートを施した放熱板を採用。炭釜の遠赤効果に加え、上からも遠赤外線を放射することで、昨年度の前機種より、遠赤外線の放射量が12%アップ!釜と放熱板の両方により、遠赤外線で包み込むように炊くため、ご飯がよりふっくら仕上がります。 ■GABA増量の「健康玄米」モード こちらも健康志向を反映したモードが搭載されています。予熱工程を長くして沸騰時間を短くすることで、今までの玄米モードに比べ、GABA(γ-アミノ酪酸)を約67%増量しました。この他にも、チアミン(ビタミンB1)や、細胞成長促進に不可欠なイノシトールなども加熱による損失を抑えることができ、玄米の栄養をより効率よく摂取できるようになっています。 ★ガイドの注目ポイント★ 愛用者の声を即時に反映した商品バリエィションに注目!初代は1.0L(約5.5 合)サイズのみだった“本炭釜”ですが、今年は1.5L(約8.5 合)サイズも登場。実は、50歳以上の愛用者から「5合炊きでは足りない時がある」との声を反映してとのこと。子どもも育ち夫婦ふたりとなっている世代なのに意外...と感じたガイドですが、玄米や炊き込みご飯はこのサイズだと3合までが適量のため、息子夫婦や娘夫婦など親戚が集まった時に足りないことがあるからとのこと。なるほどですねぇ...と納得したガイドです。 落ち着いた和のテイストが美しい3色です 左から:N(金麗)・K(漆黒)・R(漆紅) また、カラーバリエィションも3色となり、落ち着いた和のテイストが感じられる展開となり、インテリア性もさらにグレードアップしました。 ★試食の感想★ 炭ならではの白さが際立つ炊き上がりと、甘みが強いのが印象に残りました。しっとりしたふっくら感も特徴です。タイガー同様、炊飯方式に圧力やスチームなどを使わず、釜と高火力だけの炊飯が、昔ながらのご飯の味を実現しているのだと感じました。シンプルにご飯を楽しみたい人におすすめです! 【参考サイト】三菱電機・ニュースリリース 最後は、魔法瓶の真空構造を釜にいかした炊飯器です!>> 前のページへ123次のページへ