新米の季節を向かえ、炊飯器メーカー7社の新製品が出揃いました!今回は、こちら夏後半に入り発売になった3機種に注目します。 熱い熱い戦いが繰り広げられている炊飯器。新米の季節を向かえ、炊飯器メーカー7社の新製品が出揃いました。前回の記事では、夏前半に発売となりました3機種をご紹介しましたので、今回は夏後半に入り発売となりました、3機種に注目!ガイドが実際に食べた感想も含めて、お送りしたいと思います。極上のご飯を楽しむためにも、お気に入りの一台を見つけて下さい。では、販売順にスタート! 【前回記事】 2007高級炊飯器・Vol.1~釜と炊飯方式が鍵! <INDEX> “土鍋”で炊く懐かしい味・・・P.1 “炭”の遠赤効果でおいしさを追求・・・P.2 “パワー圧力”で甘みをアップ!・・・P.3 “土鍋”で炊く懐かしい味~タイガー・土鍋釜 黒 タイガー 土鍋釜・黒 炊飯器に新風を吹き込んだ“土鍋釜”のタイガー。土鍋ご飯が電気で炊ける!と評判です。今年は茶色い土鍋から、黒い土鍋へバージョンアップ。果たして何が変わったのでしょうか?では、ご紹介していきましょう。 品番:JKF-S100 発売:2007年8月31日発売 市場参考価格:約7万円 ■土鍋釜・黒の秘密 今年は“黒”土鍋にバージョンアップその黒の威力とは? 土鍋で炊くおいしいご飯にこだわり、土鍋の素材や厚みを厳選しています。今年の土鍋は、4mmだった釜下部の厚さを5mmへ変更。IHの加熱をしっかり伝えつつ、蓄熱性を高めることができました。また、黒色を採用したのは、遠赤効果を高めるため。遠赤効果が高いほど素材を芯から加熱できるとのこと。また、土鍋は蓄熱性が良いので、吹きこぼれを防ぐためにIHがON-OFFを繰り返しても、釜の内部では沸騰し続けることができ、ふっくらおいしいご飯となるそうです。 ■土鍋IH 本体の底部の天然石・蓄熱プレートで蓄熱性アップ 土鍋の特性を生かす加熱方式。4つのセンサーで、上部の温度・釜底の温度変化・釜上部の温度・周りの温度を検知し、土鍋炊飯に最適な火力調整をします。そして、土鍋本来の炊きあがりを実現しました。また、本体の底部には、天然石の蓄熱プレート内蔵。土鍋の蓄熱性をアシストしています。 ■玄米GABA増量 玄米炊飯にもこだわりが見られます。50℃のぬるま湯で吸水時間3時間半+炊飯時に約50℃から70℃を通過する時間を長くとり、GABAの量を増やすメニュー搭載。玄米ご飯の効果を最大限に引き出す、現代人にはうれしい機能ですね。 ★ガイドの注目ポイント★ “おひつ”として食卓で使える粋な計らいがうれしい♪ 「土鍋で炊く」という、昔ながらの炊飯を目指しているため、保温は12時間までと、あまり重点を置いていません。その代わり、付属品として“蓋”と、敷物・木製しゃもじ・ふきん、などがセットされ、内釜をそのまま食卓でおひつの様に使うことができます。これはなかなか粋な計らいです。コンセプトが一貫していることに、メーカーの自信を感じました。また、金属釜に比べ、内釜が軽くて扱いやすいのも、おすすめポイントです! ★試食の感想★ THE.ニッポのご飯!とも言える、素直な味。場所により、やや水分のムラがある素朴さが、かえって好印象。梅干しやゴマ塩で、ご飯本来の味を楽しむのに向いていると感じました。おこげなど、土鍋らしい炊き上がりも楽しめるのも魅力です。土鍋ご飯を食べたいけど、ガスは面倒...という人にはうってつけの炊飯器でしょう。 【参考サイト】タイガー・ニュースリリース 次は、高級炊飯器の火付け役“本炭釜”の登場です!>> 123次のページへ