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東芝・エアコンサイクルドラム |
新製品が発表されるたびに、おもしろい特徴を打ち出している洗濯乾燥機。今回は、7月に発売となった東芝の新製品
“エアコン付き洗濯乾燥機”に注目!この新製品は、エアコンサイクルエンジンを搭載した点が最大の特徴。しかし、先に発売となっていたNationalのヒートポンプと何が違うの?と感じる方も多いはず。そこで、ガイドが注目した
「ここが違う!新機能ベスト3」をご紹介していきたいと思います。
【概要】★2006年7月発売★
エアコンサイクルドラム S-DD SOLA
型番:TW-2500VC
色:-WS パールホワイト/-S シルバー
容量:洗濯9kg/乾燥6kg
エアコンサイクルエンジン搭載でより省エネ&時短を達成!
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エアコンサイクルエンジンの仕組み(画像:東芝サイトより) |
まずは、最大の特徴と言えるエアコンサイクルエンジン。従来のヒーター乾燥から熱交換による
“除湿乾燥”へと変更になりました。冷却水を使わず乾燥時間も短い“除湿乾燥”は、節電・節水で省エネ性能がアップ。さらに、70℃の低温乾燥のため、衣類の縮みやシワを軽減してくれます。
熱交換とは、既に発売済みの「National・
ヒートポンプななめドラム」と同様の技術なのですが、今回東芝が搭載したエアコンサイクルエンジンは、
除湿機能100畳分というパワーの大きさがウリ。そのため余力があり、より時短と省エネを実現できるそうです。
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東芝【TW-2500VC】とNational【NA-VR1000】の主要スペック比較※標準コース=6kgの洗濯~乾燥の場合 |
では、National【NA-VR1000】と比べてみましょう。標準コース=6kgの洗濯~乾燥のデータが右の表となります。
消費電力=240W削減と、かなりの節電が達成されていますが、節水については互角ですね。所要時間は逆に長くなっています。実は「標準コース」では、エアコンサイクルエンジンを低出力でエコ運転させ、最も効率の良い【省エネ運転】となるよう設定。そのため、所要時間が長くなることについては目をつぶったという状況とのことでした。
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新機種【TW-2500VC】の運転コース別比較※標準コース=6kgの洗濯~乾燥の場合 |
しかし、新機種【TW-2500VC】では右のようなコース設定があり、エアコンサイクルエンジンを高出力で稼動させ
【時短】をメインにする「スピーディコース」が設定されています。これで比較すると、消費電力がほぼ互角の状態なら、
所要時間は32分短縮されることとなります。ということで、節電か時短かを選ぶことにはなりますが、パワーの大きいエアコンサイクルエンジンの効果は出ていると言えるでしょう。
またこの他に、低出力で風量も控えめとし
【静音】を重視した「おやすみコース」もあります。その時々のニーズに応じて使い分けられるのは、うれしいですね。
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