最後は乾燥です。「おまかせコース」で設定しておくと、そのまま乾燥運転を始めてくれます。乾燥し終わった衣類をチェック!
バスタオルや赤ちゃんの衣類など、全体的にふんわり柔らかく仕上がっていました。特に気になるのはシワ!どんな具合か、Tシャツを取り出してみると・・・くちゃくちゃと言う感じでは無く意外とすっきり!たたむ時に手で軽く形を整えればハンガーで乾かしたのと変わらない程度の仕上がりになっていました。もちろん、綿シャツなどはアイロンが必要ですが、これならポロシャツ・Tシャツはそのまま着られるレベルだと思います。しかし、乾燥後も洗濯機内に放っておくと、やはりシワになりやすいとのことです。できるだけ直ぐ取り出すようにしましょう!
以上「洗い~すすぎ~乾燥」まで、所要時間は約3時間くらい。洗う物によってもう少し時間がかかる場合もありますが、スイッチを押せば放っておけるので、時間の長さは気にならないとも言えます。また、シワにならないようにする為には「予約タイマー」が便利。夜セットして、翌朝に仕上がるようにするとか、帰宅時間に合わせて仕上がるようにするなど、洗濯物をたためる時間に合わせて「予約タイマー」を上手に使うのがおすすめです。
◆◆ 圧迫感をなくした“斜め”の魅力 ◆◆
最後に、デザインについて。洗濯機は、洗面所やユーティリティーといった、比較的狭いスペースに置くことが多いものです。ですから、少しでもボリュームの少ない方が、空間が広くなり快適になります。その点についても、この“斜め”が威力を発揮していました!
四角のかたまりを一部斜めに削ったようなフォルム。この削られた部分が、随分とボリューム感を軽減してくれます。底面が同じサイズのトップオープン型洗濯機と比べると、本当に圧迫感がなくすっきりして見えました。特に出入り口付近に設置する場合は、空間に格段の差が感じられるはずです。日本の住宅事情に合った形と言えますね。
また、乾燥機一体型だと、洗濯機上のスペースが有効に使えるのも魅力です。“斜め”にしたことで、上に物が置ける(運転中はダメ)のも便利。また、本体全体に丸みをもたせ、扉や操作ボタンも○で統一してあるのがキレイでした。
“斜め”の威力と魅力、いかがでしたか?洗濯機は初めて購入する【家電】ではなく、買い替えがメインの【家電】です。使い勝手がガラリと変わることに、抵抗や不安を感じる人も多いとのこと。この洗濯乾燥機(NA-V80)は、ドラム式とかくはん式の中間的な印象のため、抵抗を感じさせず、買い替えに踏み切る人が多かったのだと感じました!
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