◆◆ 「洗い」の決め手は“泡” ◆◆
いよいよ、運転開始。扉をロックし、スタートボタンを押すと、まず洗剤の量が表示されます。その分量に従い、洗剤投入口に洗剤を入れます。ドラム式洗濯機では、専用洗剤が必要となる機種もありますが、これは市販の洗濯洗剤でOKです。こういう手軽さもうれしいポイントですね。
スタート後しばらくすると、扉の中ではムクムクと泡が立ち始めます。これがNational独自の“泡洗浄”。目の当たりに見ると、本当に面白いくらいに泡が立っているのが解ります。このように、丸い扉が透明なため、運転中でも中が見えます。ちょっと音がして気になった時など、自分の目で中の様子が確認できるのは安心感があるものです。
試しに、運転途中に中の洗濯物の様子を見せてもらいました。泡はすごくクリーミーで洗浄効果が期待できます。化学的な泡の洗浄力は分析できませんが、泡が洗濯物全体を包み込んでいるため、軽い洗濯物も浮かずにちゃんと水につかり、洗いムラが無くなると感じました。また、斜めに水が溜まっているため、ドラム式とは言え、水で洗う日本人の感覚に合っているのではないでしようか?
◆◆ “斜め”だからできる途中オープン ◆◆
以上のように、この洗濯乾燥機は運転開始後も扉をあけることができます!通常、フロントオープンの横型ドラム式洗濯機は、運転途中で扉を開けることができませんが、その点もこの“斜め”が解決しました!
右図のように、中の洗濯槽が斜めのため、洗濯水があふれることなく、運転開始後でも扉が開けられるのです。スタートボタンを押してしまってから「あっ!忘れてた」と、洗濯物を追加したいことってありますよね。些細なことですが、日常の家事では、こういう細かい使い勝手が重要。毎日のことだからこそ、ストレスなく使えるのが一番です!
◆◆ すすぎの速さは、充分な泡立てが秘訣! ◆◆
続けて、すすぎがスタート。これだけの“泡”がちゃんとすすげるのか?と不安になりました。が、すすぎが始まると、みるみる“泡”がなくなっていきます。途中(すすぎスタート2~3分後)で、泡の無くなり具合をチェックしました。あれほどあった泡が、ほぼ無くなっています。衣類の間もチェックしましたが、洗剤が残っている様子はありませんでした。充分泡立てることで洗剤が残らず、反って泡切れがよくなり、すすぎも素早くできるという原理だそうです。“泡”の特性って不思議ですね。
【参考サイト】ism松下電器のものづくりスピリッツ発見マガジン
『泡のチカラの真実~「泡洗浄」洗濯機~』
つぎは、いよいよ乾燥です!仕上がりも、ふんわり&すっきり>>