そして2003年夏には、松下電器の2代目スチームオーブンレンジ(NE-J730)が発売され、本格蒸し料理が可能とうたっています。そこで、今回はその「スチーム」の威力を、ガイド自身がこの目と舌で確認してきましたので、ご報告いたします!
◆◆しっとりふんわりスチームの効果体験◆◆
さてこの「スチーム」のメリットは何なのでしょうか?
あたため直しが得意な電子レンジですが、あたためると食品の水分は奪われパサパサになりがち。皆さんも、パンを温めたりしてカチコチになってしまった経験ありませんか?シュウマイや肉まんなども、回りが乾いてしまい、時間がたつと硬くなってしまいますよね。
これを解消したのが「スチーム」なんです。食品をあたためる時に、スチームをかけ水分を補給しながらあたためるのです。これでしっとりふっくらした仕上がりとなる訳です。
まず試してみたのは、シューマイ。スチーム&レンジ加熱であたためなおしてみました。あたためられたシュウマイは、表面がしっとりしています。中もふっくら!本当においしく仕上がりました。また、冷めてもまわりが硬くなることはありませんでした。これなら再加熱でもおいしくいただけます。
◆◆スチームならラップレス◆◆
スチームあたための場合、当然ラップは不要!間違っても、ラップしないで下さいね。効果ゼロになりますから!これも使い勝手としてはうれしいことですよね。いちいちラップをするのって、結構面倒ですからね。
さらに、ラップレスの効果がもうひとつ。食器が熱くならないのです!実際に、ラップしたお皿と、ラップレスとで比べてみました。すると、食品がアツアツでも食器は素手で持てます。全然熱くなっていないんです。ビックリ!ラップをしないと熱がこもらないからなんですね。この効果はとっても気に入りました。
うなぎのあたためも比較。レンジ加熱はラップレスでタレ物をあたためると、あちこちにタレが飛び散り、庫内が汚れるものですが、スチームであたためるとこの飛び散りが無いのです。なのでラップレスでも安心!これもスチームのなせる技とか・・・。もちろんおいしさもバッチリ。スチームを使うと、本当にふっくらするのでおいしく再加熱できました。
次は、いよいよ本格蒸し料理に迫ります!
本格蒸し料理もばっちり >>