鍵かけの新発想
住まいは金庫のように考える |
つまり、住まいの鍵も、「普段はいつも鍵がかかっていて、出入りのときだけ開けるもの」という発想をするべきなのです。「『鍵はかけるもの』ではなく、『必要なときだけ開けるもの』」と考えていただきたいのです。現金や貴金属より大切な住人の命が入っている住まいは、「金庫」よりも厳重に鍵をかけるべきでしょう。
地域によっては、「このへんはどの家もいつも鍵なんてかけたことがない」というところもいまだにあるようです。「家族全員が帰るまでは鍵は開いている」といったお宅もあるでしょう。「夜、寝るときだけは鍵をかけている」という考えでは、泥棒を防ぐことはできません。鍵がかかっていないということは、「鍵を開けて泥棒を待っている状態」だということを認識すべきです。
自宅の防犯対策ももちろん大変重要です。玄関や窓などの「開口部」はすべて「侵入口」と考え、補助錠やアラームなどの防犯グッズを活用して、自宅の安全レベルを上げる努力も忘れないでください。また、せっかく「ワンドア・ツーロック」であるにもかかわらず、面倒がって、二つある錠前のうち、一つしか鍵をかけない人もいるようです。これはせっかくの安全対策をみずから無効にしてしまう行為です。錠前があれば、すべて鍵はかけることです。
なぜ錠前がついているのか? それは、鍵をかけておく必要があるからです。「侵入さえされなければ、自宅に現金を置いておいても、(家人による盗みはのぞく)泥棒に盗まれない」でしょう。「鍵はいつもかけておき、必要なときだけ開けるもの」という考え方で、侵入による窃盗被害リスクを減らしましょう。
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