痴漢はイカン!

「悔しいから、足を踏んづけた」とか「手の甲を思いっきりひねり上げた」という人も中にはいますが、できればそのような行為ができるのなら、声を出す努力をしましょう。思いこみで間違った人のことをにらんだり、足を踏むなどしても、本当の犯人はほくそ笑んでいるかもしれません。

最近は痴漢をしていないのに、痴漢と訴えられて裁判沙汰になるなどのえん罪」の、ケースが増えています。せっかく痴漢を捕まえるのに、間違った相手では大変迷惑です。望ましいのは、確実に犯人を捕らえること、つまり、身体に触れているその手を、手首を掴んで犯人を特定することです。

そして、周囲にいる人たちに応援を要請しましょう。決して1人では闘おうとしないことが重要です。最近は「車内暴力」などで、男性も危害を加えられることがあり、その際の周囲の人たちが無関心を装うことが問題になっています。

(関わりたくない)と誰もが思うものですが、ひるむことはありません。「痴漢に遭っている女性」を助けることに協力してもらうのです。助けを求めるときには、救助の内容を確実に告げることが大事なポイントです。

「この人、痴漢です!皆さん、協力してください。警察を呼んでください。捕まえてください」

と犯人の手首を掴んで離さないで、大きな声で周囲の人に訴えましょう。

男性同士の車内暴力ではなく、女性に痴漢行為をするような卑劣な男なら、男性客も「よし、助けてやろう」と犯人を捕らえる協力をしてくれることでしょう。

「助けて!では助からない!?」という記事でも書きましたが、「助けて」と言われた方でも、「何をどう」助けたらいいのかわからなければ助けようがないのです。

必ず「痴漢」だと告げることです。そして

「駅員さんを呼んでください」
「捕まえるのに協力してください」


など、内容をはっきり伝えましょう。


これは、イメージトレーニングをして、声を出す訓練をしておくことです。とくに頻繁に痴漢被害を受けるような女性は、防犯ブザーを携帯するだけでなく、場面を想定して、自分が周囲に協力を求めて、見事犯人を捕まえているシーンをイメージしておくことが大切な心構えといえます。

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