「子供連れだから仕方ない」と思っていませんか?


=事例=
夕食会場で騒ぎまわる子供。他のお客さんもあきらかに迷惑顔。
なのに両親はしらんぷりで食事を続ける。


この時の、親の気持ちは……
「子供なんていうこときかないのは当たり前。子供連れなんだから仕方ないじゃない」
これでいいのか?

と、こんな感じではないでしょうか。お気持ちはよくわかります。赤ちゃんはもちろん予期せず泣きますし、言葉が通じず自我が芽生える2歳前後のお子様は、何が言いたいのかわからず親も泣きたくなる……本当に悪夢のようですよね。また、もう少し大きくなると……そう、今の我が家の息子のように4~5歳になると動きも活発で、言葉はわかるのですが、なかなかいうことをききません。まして旅行となれば子供も親も少なからずハイになります。そういったことを考えると「子供ってこんなものだから仕方ない」と言いたくなる気持ちは否定はしません。

でもちょっと考えてみませんか?「公共の場では、静かにする」これって、立派な社会のルールですよね。皆さんも小さい頃きっと、電車の中、映画館、レストランetc……「皆がいる場所だから静かにしなさい」といわれてきたに違いありません。でも、これができない、叱らない親がどうも増えているようなのです。

「なんでだろう? 」と同じ子供連れの立場で考えて出した原因が、親の「子供連れだから仕方ない」という甘えにあるのではないかということ。この「子供連れだから仕方ない」というのは、周りが思ってくれてこそのことであって、子供連れ本人が思うと甘えにつながるのではないでしょうか?

「子供連れだから、多少騒いでもいいだろう」
「子供連れだから本当は駄目だけれどちょっとぐらい……」
思い当たることありませんか?(正直申しまして私も多かれ少なかれあります)

ある宿のご主人からは
「赤ちゃん連れのご家族は、こちらが恐縮するぐらいすまなそうに宿にやってくるのに、お子様が幼稚園ぐらいになると、子供が騒いでも注意しない親御さんも多く頭が痛い」
という話を聞きました。

「子供連れだから迷惑をかけるかもしれない。気をつけなくては……。」そんな周りへの配慮を持ちながら旅をして丁度いいぐらいなのかもしれません。

>>そうはいっても難しい。次ページからは、子供連れでマナー良く旅するヒントをガイドの経験からご紹介します。