本格的な衣更は11~12月が旬
サイズの合わなくなったピチピチのパンツ…惜しいけど、処分のタイミングというものは厳としてあるのです。涙! |
全国的な冬服への衣更え日といえば10月1日と相場が決まっているもの。ですが、ことこの国、特に関東圏において「それはちょっと無理な相談」。
その理由にはここ数十年でじわじわと地球全体に及んでいる温暖化に因るところが大きいと思われます。実際、10月のうちはウールの上着など要さず、シャツ一枚の身軽な服装で出歩いていた人が殆どではないでしょうか。
しかしそんな軽装は街がクリスマスの様相を帯び出す、まさに今頃、さすがに無理になってきます。なんとなーくダンナさんに夏物の背広を着せてきた奥さんも! さぁ本格的な「衣更」に着手! でもそんなにかしこまらず、ここもいつもどおり、一日5分の手間で済ませちゃいましょうね!
「衣更」はタンスを開ける毎に
「フニワラ式一日5分の衣更術」、用意するものは以下3種の鈍器。・結婚式の引き出物入れ的「大型紙袋」
・ミカン箱程度の「段ボール箱」
・45リットル「ゴミ袋」
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1.(普段通り用事のある時に)タンスを開きます
2.手に取った服が季節外であればチャンス! 以下3種のどれかに分別します。基本的に「4分悩んでもいいから1分で思い切れ!」。一度捨てると決めた服をサルベージするのはご法度ですよ~!
A級:痛みも少なく流行にも疎くなく気に入ってよく着た服・・・クリーニング持参用「大型紙袋」にイン!
B級:痛みは少ないけど、この2年一度も着なかった服・・・リサイクル行き用「段ボール箱」にイン!
C級:気に入っていたけどもうヘロヘロな服や、明らかに5年以上寝かせ続けている服・・・思い切って「ゴミ袋」にイン!
3.1週間~10日程度この作業を続け、それぞれがまとまった量になったところで、おもむろに処理します
捨てればただのぼろ布。でも売る手間さえ惜しまなければ…
上記のA級とC級についてはあえて言及しません。この作業、実は「B級」のピックアップがイチバン難しく、またカナメとなる部分になります。「もったいない」ゴコロとの戦いですね。でもこの範疇の服をいかにまわすか?が、住まいにおけるクローゼット部分の快適化を左右するといって過言ではありません。「リサイクル」と一言で言っても、その方策はいま、実に多様です。経験的に言うと、オークションサイトで売るのがもっとも利益率がよいですが手間やリスクがかかり、フリーマーケットは手間の割に儲けは少なく、リサイクルショップにごそっと持ち込むのは非常にラクですが、二束三文で買い叩かれる率が高い。一長一短ですが、自分にとってもっともストレスの少ない方法を採るのが肝要です。
でも「捨てればゴミ」ですが、売ればいくばくかの現金になります。「洋服を無駄にした」という心の呵責はより少ないほうがいいですよね。
でもそれ以前に、いかにして無駄の無いワードローブを揃えるか…?が、根本的には、大事なんですよね~…
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そんな反省を自らに促すうえでも大切な節目になる「衣更え」。でも、なにかこう、スッキリ空いたクローゼットのスペースを見ていると、新しい洋服を入れたい衝動に駆られてワクワクしてきませんか…?
冬のボーナスもバーゲンも、もうすぐです。…ウフフフフ…(?!)