『賃貸vs購入』 正解は、どっち?
このご時世、大きなリスクを背負う意味なんて無い! そういう「強い意志」があって、敢えて「賃貸」を選んでいる? |
住まい関係の話題では、定番ともいえる『賃貸vs購入』という二択!
えんえん、飽かずあちこちで語られているところからも、多くの人の興味をそそる話題であることが伺えます。
……どっちがおトク? どっちが損? どっちが勝ち組? どっちが貧乏?
賢い選択は? 間違わないためには?……
難しい問いです。でも、面白い。
どんな意見を聞いても、どこか「ナルホド」と思えたり。
躍起になって否定したくなる説もあったり。
考えれば考えるほど、混乱してしまったり。
・・・
さまざまな要素を勘案し、いま信念を持って、あえて「賃貸」という住まい・住まい方を選択している人にとっては、それでも然したる問題ではないと言えるでしょう。
けれど、「特に理由は無いけど、“なんとなく”“今のところは”」賃貸に住んでいるといった場合。
同じように“なんとなく”の流れの中で、「持ち家」を欲しくなってしまったときに、正確な判断をすることは、果たして可能なのでしょうか?
同僚が買った、友人が買った、きょうだいが買った、などといった外的な刺激は、足場の揺れている時ほど強く響きます。
そのあたりが、住宅という高額な買い物に、存外衝動買いが多い所以(ゆえん)かも知れません。が、買ってしまった後に悔やんでもおいそれと取り返しがつかない。だから「“今のところは”“なんとなく”賃貸でもいいか……」?
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