雨を味方にして! このチャンスを逃さないで! |
ポイント・2 もう、ビショビショ! …だからこそできるお掃除、『ベランダ』清浄化
これまたお天気チェック! 理想は「大雨」の日。風邪をひかないように、バスタオルとお風呂沸かしの準備は整えて…。いざ、カッパを羽織って、ベランダに出陣です。
雨の水分を借りて、一気呵成にベランダ床をデッキブラシや、浴室床用ブラシで、こすりましょう。
その際、ベランダの排水口周りには、床から出た泥汚れや、観葉植物の枯葉などが詰まらないように、古雑巾やウエスなど濡らしたものをバリケード状にめぐらせておくのが肝要です。
美麗ベランダをGET! |
一戸建てでも水仕舞によって、特にマンションでは、ベランダ掃除に「水」を使うことを禁じているケースが非常に多いです。でも、自然に降ってくる雨が、ベランダに吹き込むのは規約でも禁じられませんよね?
だからチャンスなのです!
デッキブラシでこするほど汚れていない場合は、古Tシャツなど大き目のウエスで、ゴシゴシと雑巾がけ風に拭いてもいいでしょう。
鬱陶しいはずの雨が、すばらしいチャンスに見えてくる……更にベランダが見違えるほど美しくなる……非常に楽しいお掃除です!
ただし、くれぐれも長時間がんばりませんよう。風邪をひかれませんように!!!
■ポイント・3 靴が濡れるからますますニオウ?! 『シューズボックス』理想化計画
降り続く雨に、もっともダメージを受けやすい「靴」。帰宅のたびに新聞紙を丸めて詰め込んだり、ドライヤーを当ててみたり(これはあまりよくありませんが)…完全に乾く前の靴を収納してしまった『シューズボックス』(げた箱)には、この濡れた靴、足アブラ由来的、プラス「カビ…?」といった、えもいわれぬ悪臭がこの時季、充満します。梅雨が深まり、夏が近づけば近づくほど、この悪臭は強化し、なかなか逃れられません。
ゆえに、「この梅雨だからこそ」ここをお掃除し切ることが出来ると言えるのです!
夏本番になる前までが勝負です。
(夏になると、梅雨ほど臭わない代わりに、気温の上昇により雑菌の繁殖ペース自体は高まる)
商談中に、靴の臭いが足元からモワ~ン……なんてこと、ないようにしたいものですよね。 |
とにかく、自分や家族の「鼻」を利かせるのがポイントです。
シューズボックスを開けて、臭いの元凶といえるとりわけ臭い靴を、まずピックアップし、シューズボックスからより分けておきましょう。
そして上段から、順に(1日1段ずつでOK!)、「掃除機でホコリを吸い取り→水:消毒用エタノール=1:1で割った水を浸したウエスで拭き取り→水分が飛ぶまで乾燥→臭い確認」していきます。
靴を戻す際には、棚板に防湿・脱臭効果のある市販の炭シートを敷きこんでおくとより安心。芳香剤つきはやめておいたほうが無難。悪臭と芳香が交じり合うと、気が遠くなるような臭いになることが多いです。専用シートがない場合、敷きこむのはよく乾燥している新聞紙でもOK!
このとき「とりわけ臭い靴」はそのまま戻さないように…。これは好機ですので、何年も履いていない、しかも部分的にカビが生えているような靴は廃棄するのをお勧めします。古いスニーカーなども同様。「なんとなくもったいなくて…」シューズボックスに残しているその靴のお陰で、扉を開けるたびに臭い思いをしているというのも切ないです。
この棚板清拭+古靴処分だけで、充分シューズボックス清浄化は果されます! +炭シート敷きこみ、脱臭用活性炭を仕込む+既存の靴のケア(※このテクニックについては…… ●All About[靴]あんまり当てにならない? ブーツ・冬物靴の手入れ方法 が、参考になるのでは…?)等々、で、「臭くないシューズボックス」(もっといえば、使いやすいシューズボックス)をGETしちゃいましょう!
梅雨が終われば、もう夏ですね。