「なんにもない」のって、殺風景? すがすがしい? |
空気とホコリは一心同体? 「隅っこ」探索大作戦!
クローゼットの中も、押入れの中も、納戸の中も……確実に、間違いなく、共通していることは「床(底面)はホコリでいっぱい」だということ!毎日布団を出し入れする押入れなら「空気が交換されているから綺麗なんじゃない?」、滅多に使わない納戸なら「ホコリの入る余地もないし汚れないんじゃない?」……という具合に、私たちは得てして自分に都合のいい論理で「だからこんなとこ、そんなに汚れるはずない」と合点してしまいがち……なのですが。
布団や衣類から出る綿ぼこりや、知らず知らずのうちに屋内に入り込んでくる土ぼこり。これらは住まいの中に流れる気流に乗って、お部屋の隅っこ、隅っこへと溜まって行く性質があります。そして、お部屋の隅っこ、住まいの隅っこ…の、更に隅っこにあるのが、件の収納スペース(家のど真ん中や、部屋のど真ん中に収納を造り付ける豪気な方は、かなり少数派でしょう)。
「隅っこ」は床面に限らず、天井方面の「隅っこ」もそんなホコリの終着駅になります。たとえばクローゼットの天だな部分や、押入れの棚、天袋・天だななど。
収納エリアを、根本的にやっつける際には、常にこの「隅っこ」部分を発掘しながら、その部分の汚れを駆逐していく必要があります。でもこの「隅っこ」、おいそれと姿を現してはくれないもの! 何故ならその探索の手を阻むかのように、そこにはいつも「モノの山」が累積しているからなのです……。