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嗚呼…じゅうたんに落書きが!(2ページ目)

ラクガキも小さい子にとっては立派なお仕事。でもこれがなかなか悩ましいもの!今回は住まいの「ラクガキ汚れ」に焦点を絞って、その対処法をお話していきます。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

ボールペンには「要注意」

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大人の普段使い文房具の筆頭、ボールペン。油性、水性、ゲルとインクの性質もデザインも多岐に渡り、便利。でもできるだけ小さい子どもの手には触れないように注意したいものです。

なぜなら、ボールペンの顔料、粘着剤、有機溶剤などによるインクは、一般に非常に落ちにくいため。また時間が経てば経つほど落ちにくくなる性質を持っています。

▼床(フローリングやクッションフロア)、壁(ビニールクロス)
これらのラクガキには、まずは消毒用エタノール。軽く拭いてみます。その様子に応じて、クリームクレンザーを試してみましょう(いずれも布やティッシュなどを利用)。

▼じゅうたん(カーペット)、壁(布クロスなど)
しかし、上のような「染み込み易い」性質のものに描かれてしまった場合は、ほとんど「落ちない」と思ったほうがよいと思われます。「ボールペンは大人のペン」という意識を、子どもには徹底させたほうが無難かもしれません。

※いずれも、落書きを落とす作業の中で、床や壁が傷つくことがあります。ご了承の上で、試してみてください。


絵の具汚れは、まず洗剤「水」で

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子どもにとって「絵の具」は少しお兄さん・お姉さんが使う憧れの画材。のびのびと絵の具を使った子どもの絵は、時に芸術的です。家でもできれば味あわせてあげたいものですが、後始末を考えると…。確かに二の足を踏みます。

▼じゅうたん(カーペット)
最初に濡らした布でじゅうぶんに汚れを吸い取った後、じゅうたんやカーペットがめくれるものであれば、汚れの裏側に古タオルなどを敷き、汚れの上からたっぷりの洗剤液(住居用中性洗剤を水で薄めたもの)を古歯ブラシなどに含ませて叩きます(めくれないものの場合は、随時古布などで上から汚れを吸い取りながら、同様にして叩きます)。その後、よく絞った布、乾いた布で拭くことを繰り返します。

▼床(フローリングやクッションフロア)、壁(ビニールクロス)
洗剤液で浸し、よく絞った布で拭きます。




親にとっては迷惑なラクガキでも、子どもにとっては精一杯の
表現であることが殆ど。
嗚呼、なれるものなら、心の広ーーーーーーいオカアサンになりたいものですが!



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