ボールペンには「要注意」
なぜなら、ボールペンの顔料、粘着剤、有機溶剤などによるインクは、一般に非常に落ちにくいため。また時間が経てば経つほど落ちにくくなる性質を持っています。
▼床(フローリングやクッションフロア)、壁(ビニールクロス)
これらのラクガキには、まずは消毒用エタノール。軽く拭いてみます。その様子に応じて、クリームクレンザーを試してみましょう(いずれも布やティッシュなどを利用)。
▼じゅうたん(カーペット)、壁(布クロスなど)
しかし、上のような「染み込み易い」性質のものに描かれてしまった場合は、ほとんど「落ちない」と思ったほうがよいと思われます。「ボールペンは大人のペン」という意識を、子どもには徹底させたほうが無難かもしれません。
※いずれも、落書きを落とす作業の中で、床や壁が傷つくことがあります。ご了承の上で、試してみてください。
絵の具汚れは、まず洗剤「水」で
>▼じゅうたん(カーペット)
最初に濡らした布でじゅうぶんに汚れを吸い取った後、じゅうたんやカーペットがめくれるものであれば、汚れの裏側に古タオルなどを敷き、汚れの上からたっぷりの洗剤液(住居用中性洗剤を水で薄めたもの)を古歯ブラシなどに含ませて叩きます(めくれないものの場合は、随時古布などで上から汚れを吸い取りながら、同様にして叩きます)。その後、よく絞った布、乾いた布で拭くことを繰り返します。
▼床(フローリングやクッションフロア)、壁(ビニールクロス)
洗剤液で浸し、よく絞った布で拭きます。
親にとっては迷惑なラクガキでも、子どもにとっては精一杯の表現であることが殆ど。
嗚呼、なれるものなら、心の広ーーーーーーいオカアサンになりたいものですが!
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