「お絵描きは紙の上だけにして!」 って無理?

ラクガキも小さい子にとっては立派なお仕事。でもその度に親の「オシゴト(掃除)」も増えるわけで、これがなかなか悩ましいもの!

「お絵描きは紙の上だけにしようね」と言っても、ノビノビと描いているうちに勢い余って…! ということだってしょちゅうです。さあ、そんな時に問われるのが親のフトコロ深さと手腕! 今回は住まいの「ラクガキ汚れ」に焦点を絞って、その対処法をお話していきます。



クレヨン
えんぴつ
ボールペン
絵の具



クレヨンは「水性」に注意!

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子どもの画材として一般的なクレヨン。クレヨンの成分は「ワックス、オイル、顔料」といったもので、使用頻度の高さと裏腹に、この落ちにくさには定評があります(ゆえに逆手に取って、フローリングや革靴の補修に使うことも可能)。

最近では、従来のクレヨンとは異なり水で伸びる「水性クレヨン」も一般的になってきました。名前のイメージから、「水で落とせるならこっちのほうが子どもに汚されても安心」と思われがちですが、この成分は従来のものに「界面活性剤」などを加えたもの。むしろ色素が繊維などに浸透しやすいため、掃除が困難になることもあるので注意が必要です。

▼じゅうたん(カーペット)
テレピン油(針葉樹由来の精油)や消毒用エタノール等の溶剤を古歯ブラシにつけて、たたくように汚れを浮き立たせ、それを布で拭うことを数回繰り返します。いずれも揮発性なので火気には充分注意して。テレピン油は画材店やホームセンターで手に入ります。消毒用エタノール(無水エタノール)は薬局で。

▼フローリング
ラクガキの上に、古布を乗せ、その上から低温のアイロンで押さえます。汚れが溶けて、布に移るのでそれを繰り返してください。最後はクリームクレンザーを少しつけたティッシュで拭き取ります。

▼壁(ビニールクロス)
クリームクレンザーをつけたティッシュでごく弱く擦り取ります。ティッシュに水気は必要ありません。


えんぴつにはまず、「消しゴム」で

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先が尖っていると危ない・芯が折れたら危ないことから、小さい子どもにはあまり与えられないえんぴつですが、掃除はいちばん容易です。とりあえず、何に描かれても消しゴムで対処。その後、住居用中性洗剤を薄めた液で拭き取るなどします。



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