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西日の当たるお部屋対策!(3ページ目)

夏といえば西日?! 7?8月は西日の悩みを持つヒトが激増します。傾いて尚勢いを増す西日と住まいの闘い?! いかにクリアするか?!のコツを伝授です!

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

◆第三のコツ。「エアコン買うなら、大き目が基本!」

理想はエアコンなど使わずに、自然の通風でしのぐこと…。
でも窓の外では、ブンブンよその家の室外機が唸っている都心部では、自分だけがエアコンなしの生活を送ることなどほとんど不可能。熱風を通風させても涼しいどころか、乾燥機に入れられるようなもの?!

そこでせっかく高い電気代を出して使うエアコンです。できるだけ効率的・効果的に使用しなければなりません。でもたまにありませんか? エアコンをかけているのに、「全然効かない!」なんてこと。

『熱負荷』という言葉をご存知でしょうか。家の外からの熱(窓、壁、屋根から)、人体の発する熱などの熱をこう呼びます。西日の当たる部屋で特に注意しなければならないのが、この熱負荷がエアコンの能力を超えてしまう状況なのです。

「大きいエアコンって見た目に邪魔」「セール価格でも全然ケタが違う」「多分、効くだろうから小さめなのでもいいか」

それが、間違いの原因になります。ともすると高温になりがちな西日の当たる部屋は、熱負荷が他の部屋と比べて非常に高いことに留意しなければなりません。
能力の小さいエアコンを入れて運転させると常にフルパワーでの運転になりかねず、エアコンの寿命を縮め、修理や買い替えなど余計な出費を呼びかねないのです。
「『6~8畳用』でも、12畳ぐらいはOKよね?」などと軽い気持ちで小さめエアコンを購入せず、建物の構造にあった能力+αの「大きめエアコン」を入れることが、西日の当たる部屋でも「効かない!」状況にしない、大切なポイントなのです。

 
 
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