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ハトのフン害?! 回避術

平和の使者ハト。しかしベランダに訪れた瞬間からは、不安の使者に?!ハトのフンとあなどるなかれ。その実態と回避の方法を探ります!!!

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

平和の象徴・ハト。
公園でポップコーンに群がっているぶんには愛らしいハトでも、「我が家のベランダに毎日フンをまいて行く!!!」となれば話は別。一気に『害鳥』になります。でもなぜ同じマンションでも、ハトに好かれるベランダとそうでないベランダがあるのでしょうか?!

春、繁殖のシーズンももう目前。うちのベランダをハトの憩いの場にしないためのコツを、今からおさえておきましょう。


  
【ハト基礎知識】 
私たちが駅や公園で見かける普通のハトは一般的に『ド(堂)バト』(カワラバト)と呼ばれているもの。ユーラシア大陸、日本ではほぼ全国に分布していて、雑食性。安全な場所に巣作りして繁殖するために人口建造物が好まれます。大きさは翼を広げた状態で30センチ以上になります。
【ハトによる害】
ベランダなどに落とされるフンの害が一番多いようです。いっけんノドカそうに思えますが、実際はもっと深刻な害が生じていることを認識しておく必要があります。
・フンによって媒介される病気
クリプトコックス病…ハト糞(乾燥した状態でも)に多く含まれる一種のカビによる恐ろしい病気。軽症では皮膚炎程度ですが重症になると脳を侵し死に至るほど。
オウム病…ドバトの半分以上がウィルスを持っているとも。フンや呼気沫に含まれるウィルスが鳥との接触により人間にも媒介され発症。軽症では風邪に似た症状、重症では肺炎に似た症状になります。
トキソプラズマ症…妊婦が感染すると流産をしたり、産まれても子どもが脳障害になる場合が多い恐ろしい病気です。
ハトジラミ、トリサシダニ…アレルギーや痒み、湿疹など。
・こんな害も 
フンは酸性が強く、腐食性があるため放置すると建物を傷めることになります。 ガーデニングの鉢などにフンが付いた場合フンから虫が湧くことも。
巣作り・産卵をされた上で、ハトが卵を抱かずにそのまま放置することも。
【ハトに好かれる条件】 
・人気がなく、また犬や猫など敵が来ない。・既に仲間のフンが付いていて居心地がいい。・エサ(ゴミ)場の近く。・雨風、直射日光が入らない。 ・揺れたり大きな音がしない。安全性が高い。


ハトを呼び寄せない<回避術>は次のページで。
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