草食系男子、発見！男性も通えるお料理教室(2ページ目)

ショウロンポウは皮からつくる本格派のレッスン

「お料理男子」のみなさんによる豚しゃぶの完成。ひとつの作業が丁寧な分、とってもおいしそう！

まずは、麻婆豆腐に入れる花椒（サンショウの一種）を叩いてつぶすところからレッスンははじまります。この花椒が入るだけで一気にお店の味に近づくわけなのですが、今回はそこに五香粉といって、シナモンや八角などがブレンドされたスパイスもプラス。そう、こちらのレッスンでは、とっても本格的なお料理をつくることができるんです。

過去に大好評だったメニューも、“ホウレン草を練りこんで麺から打つパスタ”と聞けば、本気の度合いがゴリゴリに伝わってきます。ほかにも、今では伝説として語り継がれる“皮からつくるショウロンポウ”の回。これは、2店舗で合計4000人がレッスンを受けたというから驚き！ 4000もの人がせっせとショウロンポウづくりを…（笑）。ここでもレッスンの人気ぶりと、男性のお料理に対する注目度の高さがわかります。

女性より男性のほうがお料理上手の素質アリ!？

レッスンの回数を重ねると、こんなにスムーズに美しい包丁使いができるようになります

スタッフの方いわく「男性はマジメな分だけ、上達も早いんですよ」とのこと。そもそも、お料理の要領が感覚としてわかっている女性と違って、ほとんどの男性はすべてのことが初体験。でも、だからこそ男性は基本から忠実に、意外と面倒くさがらずに取り組んでいくものだそう。すぐに手抜きの方法を編みだそうとする私たち女子とは、どうやらお料理に対する心構えが異なるようです。

実際にレッスンを受けている男性に聞いてみると「合わせ調味料をつくる過程なんて、化学の実験みたいで面白い。教わったとおりにやれば、必ずおいしい結果が出せるところも気持ちいいんですよ」と優しく微笑みます。たしかに、基本に忠実なのはお料理をおいしくつくるポイントかも。たとえば、「豚しゃぶは高すぎない温度のお湯にくぐらすと、柔らかくおいしく仕上がります」という指導。これだって私の感覚では、グラグラと沸騰したお湯にサッと入れてパッと引き上げるイメージでしたもの。あらためて、基本を教わることの大切さを実感！

ところで、どんな男性たちがレッスンを受けているかって、気になりません？ 「お料理男子」の秘密を探るため、受講者のみなさんにインタビューをしてみました！