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究極の癒し&贅沢!ホテルで読書三昧

不況の時こそ、「自分探し」のチャンス。そんな時におすすめしたいのが読書です。普段は読書の習慣がない人も、ホテルに篭って読書三昧の時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

村上 実

執筆者:村上 実

ホテルガイド

ホテルで読書三昧
究極のリラクゼーションタイムを愉しむ

季節は三寒四温、日ごとに春めいてきている。景気はどん底で一向に回復の兆しが見えないが、こういう時こそ「自分探し」というチャンス! 人生80年、長い人生のなかで、成長期もあれば筋力強化に努める時期もある。こういう低迷した雰囲気がある時代は、内面の充実を図るのには逆に最適な時期でもあると思う。

快適な環境での読書は知識を得るだけではなくリラクゼーション効果も絶大
そこで是非トライしたら、ということで今回のテーマは「読書」。普段はなかなか本を読めないという人には是非お奨めしたいのが「ホテル滞在での読書三昧」。なんと言ってもホテルの客室は一切の外の環境から遮断された、ある意味“天国”という環境。フルサービスのシティホテルであれば様々な宿泊パックもインターネットで検索出来るのでトライして欲しい。部屋数には限りがあるが、なかには定価の80%割引なんという超お得宿泊パックプランがある。

ホテルの必須条件、“3B”とは?

ルームサービスでベッドの上で朝食をいただくのもホテルならではの贅沢
ガイドのお奨めは“3B”がエンジョイ出来る事がホテル選択の必須条件。3Bとは、ベッド、バスルーム、ブレックファースト。まずはベッドのコンディション。ウェスティンホテルのヘブンリーベッドは有名だが、最近はどのホテルでもベッド開発に力を入れており、いろいろ愉しみたいところ。ベッドだけでなくピロフィッター(枕のコンシェルジュ)がいるホテルなら快適睡眠も指南してくれる。

ホテルライフで一番のリラクゼーションは、バスタイム。なんと言っても贅沢なバス空間でシャンパーニュを飲みながらの読書なんていうのは現代人の理想の空間になる。お好みの香りのバスジェルで雰囲気を変えてみるのも一興。長湯を愉しむにはあまりバスタブの温度を上げないで35度以下のぬるま湯が理想。最近流行のミストシャワーが完備されていればなお理想的なバスタイムをエンジョイ出来る。

最後のブレックファーストも当然ながらルームサービスで愉しみたい。ウェスタンスタイルでも和食でも非日常が楽しめる。朝食はなるべくなら贅沢をしたい。料金的にディナーは1万円を超え、なおかつワインなどのアレンジによっては2万も3万円も掛かるが、朝食はどんなに贅沢しても1万円以内はおろか5000円以内でも十分に楽しめるだけに、メニュー選びも豊かな気持ちで。ジュースは2種類、絞りたてのオレンジジュースにミネラルたっぷりの野菜ジュース。パンもクロワッサンとブラウントーストという組み合わせがうれしい。ガイドはオートミールが日常食なので、これにトーストとハムと野菜のフルトッピングのレアタイプのオムレツ。コーヒーはコスタリカ産の渋みの濃いタイプが好み。

さて、今回は読書三昧が目的なので2~3冊どんな本を選んでみるか。ガイドがいつも選択するのは大前本(大前研一氏の著書)と柔らかめのエッセイ、それにその時期のベストセラー本という組み合わせ。これで、ほぼ24時間を4つのブロックに分けて、読み分けるというスタイル。読書の合間には白ワインやコーヒーがアクセントになる。春シーズンだとコーヒーの代わりに温かなココアというチョイスもある(眠気覚ましには最適な飲み物)。

次のページでは、具体的にお篭り読書におすすめのホテルをご紹介。
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