シャングリ・ラ ホテル 東京のゲストルーム
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茶色を基調にされた落ち着いたファブリックで統一されたゲストルーム。写真は50平米のデラックスベイビュー |
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通常のベッドよりも高さのあるベッド |
新しいホテルの体感、パブリックスペースもさることながらなんと言ってもワクワク感があるのがゲストルーム。ガイドの部屋は♯3215。50平米でラックレートが75,000円。早速インスペクションに取り掛かる。ベッドはシーリー社の100万円ベッド。寝心地は夜に体感するとして、やはり存在感があって高級感が伝わる。
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ミニバーに備え付けられた和の急須 |
ファブリックもデザインセンスを窺わせる。ワイドウィンドウなので景色だって抜群だ。全体にブラウン系のカラートーンでコーディネートされている。印象としては、先行したグランドハイアット、コンラッド、マンダリン、ペニンシュラと双璧という感じで、デザインの特異性というより本物のホテル空間、客室空間という伝わり方がある。ホテルの客室は長時間過ごすことになるので、あまりオーバーデザインだと何となく落ち着かないということがあるので、この押さえたデザイン感覚は長期滞在のゲストにとっても落ち着ける空間となるのだろう。
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写真上:プレミアルームのバスルーム/写真下:ロクシタンのアメニティ |
完全に雑音を遮断した客室空間でのホテルライフ。まずはディナー前のアペリティフをビールで。浴室は広さ、機能も申し分なし。併せてアメニティグッズにも高級感が漂う。バスローブ、リネン関係も高級ホテルのテイストを伝えてくれる。ガイドがいつも気にするベイシン(洗面所)の高さも丁度良い。ただし、ダブルベイシンになっていないのが気に掛かった。いまやダブルベイシンはグローバルスタンダードだと思うのだが……。
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最後に日本が誇る懐石料理、「なだ万」とトスカーナ出身のシェフが魅せるイタリアン、「ピャチェーレ」で織り成すダイニングを!