日本初上陸!シャングリ・ラ ホテル 東京
どうなる?東京のホテル業界


シャングリ・ラ ホテル
シャングリ・ラのDNAともいうべきシャンデリア。エントランスで総量590kgの迫力に圧倒される

繊細で可愛らしい印象のチャペル。2009年のウェディング市場でも話題になるはず
先週、日テレ、テレ東と2日続けてのTVインタビューが。テーマは「低迷する東京のホテル業界」。3月2日、東京・八重洲にオープンする「シャングリ・ラ ホテル 東京」の開業に合わせた番組構成である。

担当ディレクターの質問は主に客室料金のダンピングについての分析。「なぜ、いま都内の高級ホテルのダンピングが起っているのか?」という質問だ。これには長い説明を要する。一般的には、世の中が不景気というのが最大の理由という構図である。ところが、ガイドの認識というのはいささか異なる。

確かに大不況と円高のダブルパンチでホテルから(特に海外からの)お客が遠ざかっているのは事実であるが、それが即ダンピングという現象には繋がらない。もう数年前からホテル業界では『イールドマネジメント』という考え方が徹底され始めている。これは、空室になるのなら幾らかでも客室売り上げにするという考え方だ。

この考え方は、航空ビジネスの座席販売を模範としているようだが、この考え方はそれなりの説得力がある。それでも定価の50%割引というケースになれば、「ホテル業界も大変なんだな」ということになってしまう。

2009年3月2日オープン!シャングリ・ラ ホテル 東京

シャングリ・ラ ホテルのエントランス
エントランスで迎えてくれるのは象徴的なシャンデリアとチャーミングな女性
さて、そのシャングリ・ラ ホテル 東京の試泊に行って来た。結論から言えば“素晴らしい”の一言。ガイドの評価では断トツの1番。この数年、東京にはグローバルチェーンの相次ぐ出店があったが、そのなかで最も経済的な背景が悪い状況での開業になるわけだ。しかし、案外こういうブランドを持つホテルにとっては表層的なゲストが少なくなるので逆にそれも良いことなのかも知れない。

ハード面では幾つかの特徴が挙げられる。コンプレックス(複合型)の出店だけに、ビル全体がホテルというわけにはいかないが、1階のグランドフロアーには赤いユニホームを着たチャーミングな女性が立っている。さて、ここから28階のフロントロビーまで高速エレベーターで一直線。

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