富士山麓の次世代型リゾート、トライフ(2ページ目)

ミッドセンチュリーモダンが意識された客室

客室は全室温泉付き。中には犬OKのタイプも

チェックインを済ませて、直ぐにヴィラタイプの客室に直行。もともとメンバー制だったこのホテルも今は一般のお客様にも開放している。今回はメンバー専用のルームタイプCのお部屋に。宿泊人数は最大3名まで可能。

ツインのベッドにソファベッドという組み合わせで、家族でも友達同士でも理想的な空間になる。客室面積は64平方メートルと決して広くはないが、テラスが自然林に面してレイアウトされており、リゾートセンスの良い、ファブリックとも相まって素晴らしい。

ユニークなのは部屋のレイアウト。ほぼ部屋の中央にバスルームを設けている。このお風呂は源泉から直接引いた温泉が楽しめる。高質なリネン（タオル類）やアメニティグッズ、そして磨きぬかれたメンテナンスの素晴らしさ。床暖房というのも寒さが売りのリゾートではうれしい配慮。

ガイドがいま執筆中の本のゲラを大量に持ち込んでいるので、まずは軽くトレーニング変わりに10ページほどの推敲をしていると、「村上様！」と玄関口でチャイムが鳴る。自慢のフォンテーンスパの「セラピストによるヒアリングの時間です」とのお誘い。

天然温泉を引き込んだスパは男性用、女性用、ファミリー用（会員専用）がある。それぞれに露天温泉も

客室棟から歩いて1分も掛からないところにスパがある。まるでスカンジナビアのスパリゾートを訪ねた気分になる。国際ライセンス機関、英国ITECの教育プログラムを受けたセラピストの施術はリピーターに大評判を呼んでいる。

この日は時間的にも無理があるので翌朝のアポイントメントにしているが、施術前のセラピストとのインタビューは大切なスパライフの大切なプロセス。最近の心身のコンディションをチェック、万全な態勢をとってくれる。

お楽しみのスパは明日にとっておき、次のページで遅めのディナーへ