使ってみたら……どうなる?
・デジタルカメラの場合DSC-T30で使ってみたところ、なんの問題もなく撮影できてしまった。また、速度的にも本物との差異は体感上ではないように思える。
しかし、ソニーでは偽メモリースティックを使った際に、撮影したはずの画像がすべて消えてしまったというような事例などを確認している。
・PSPの場合
PSPで使用する際も、画像・動画の閲覧やゲームのセーブデータなど問題なく使えてしまった。
ただし、著作権管理機能に関しては問題がある(後述する)。
▲サイズが微妙に異なっており、PSPから出てこなくなるという報告も。 |
偽物の見分け方は?
ここで気になるのは偽物の見分け方だ。ただ、偽造側もブログで指摘されたミスを直すといった努力をしているそうなので、どこがどう……という指摘は無意味であるようだ。
ただし、裏面を文字部分を見れば不自然なのは一目瞭然なので、店頭でブリスターパッケージのものを見つけた場合には裏面を見るというのが判別方法になる。
どこがどう不自然なのかという指摘が無意味なほどに、全体から不自然さが漂っているのですぐにわかるはずだ(笑)。
▲全体的に非常に不自然な裏面の日本語解説。 |
すでに購入してしまっている場合、あるいはパッケージがない場合はソニーが有料(1,000円)でチェックを行っている。
しかし、郵送という手間がかかる上に有料というのはなんとも納得がいかないというユーザーも少なくないだろう。
現在、ユーザー側でかなり確実な確認方法がひとつある。MagicGate機能の有無を調べることだ。ただし、システムソフトウェアが2.0以降のPSPが必要となる。
▲PSPがあれば真贋判定が可能となる。 |
というわけで、次ページではPSPを利用した真贋の確認方法をご紹介しよう。
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