SDカードとは?
SDカードは東芝と松下電器、SanDiskが共同で提唱したメモリーカードの規格のひとつ。正確には『SDメモリーカード』と呼ぶ。
基本的にはマルチメディアカード(MMC)というメモリーカードを発展させ、著作権保護機能を搭載したものとなっている。SD(Secure Digital)の名称は、この著作権保護機能からきている。
そのため、両者の大きさはほぼ同一のものとなっている(SDカードは32mm(H)x24mm(W)x2.1mm(D)、MMCは32mm(H)x24mm(W)x1.5mm(D)である)。SDカードが使用できる機器はMMCも使用できることがほとんどだ。
ただし、厚さが異なっているのでMMC用の機器でSDカードを使うことはできない(SDカードのほうが厚みがあるため)。
SDカードの種類と速度
SDカードは大まかに2種類に分けられる。1)通常のSDカード
2)携帯電話などに用いられる小型のMiniSDカード
内部的には同一のものであるので、MiniSDカードは安価なアダプターを用いることでSDカードとして使うこともできる。