推奨メモリーカード容量発表！！
■200万画素表には掲載していないが、200万画素のデジタルカメラも統計はとっている。
ただし、メーカーによってファイルサイズの差異があまりに激しく、平均が意味を為していなかったので掲載は控えた。
基本的には64MBのカードがあればそこそこの枚数は撮影できるというわけで、200万画素では64MBを推奨メモリーカードとしておこう。
■300万画素
300万画素のデジタルカメラにおける平均ファイルサイズは1.56MBであった。
100枚撮影することを考えると、256MB以上ということになる。しかし、5年前ならいざ知らず、もはやこのクラスはエントリー機である。
また、128÷1.56≒82ということで、ほとんど100枚と考えてしまってもいいだろう。
というか256MBにしてしまうと164枚撮影可能ということになってしまい、こちらではかなりオーバースペックであると考えられる。
また、このクラスのデジカメでは圧縮率をもう少し高めに使うユーザーが少なくないとも考えられる。
というわけで300万画素においては128MBを推奨メモリーカードとしたい。
■400万画素
こちらはファイルサイズ平均で2.06MBとなった。
256MBで124枚撮影可能。
これは素直に400万画素においては256MBを推奨メモリーカードとしよう。
■500万画素
ファイルの平均サイズは2.64MB、もしくは3.2MBという形になる。
前者の数字であれば、256MBで96枚撮影可能となる。
ただし、この500万画素というクラスから高級機と呼ばれるカテゴリになる。
これ以上の画素数のデジタルカメラを選択するユーザーは、それなりに写真を撮るということを意識していると思われる。
あるていどの技量を持っているという自覚のあるユーザーへの推奨メモリーカードは512MBとし、その他のユーザーへの推奨メモリーカードは256MBとする。
■600万画素
600万画素での平均ファイルサイズは2.95MB。
こちらも素直に512MBのメモリーカードを推奨したい。
■800万画素
さて、新しいカテゴリともいえる800万画素だ。
レンズ一体型のデジカメにおけるフラッグシップが800万画素である。
また、すべてのデジカメでコンパクトフラッシュType2が使えるようになっているのも特徴として挙げられる。
もはや、このカテゴリではマイクロドライブが必須となるだろう。最低で1GBのマイクロドライブを推奨としたい。
以下に画素数とそれぞれのメモリーカードで撮影できる枚数の目安をまとめた。
購入時の参考にしていただきたい。
画素数128MB256MB512MB1GB 300万画素82枚164枚328枚656枚 400万画素62枚124枚248枚497枚 500万画素48枚96枚193枚397枚 600万画素43枚86枚173枚347枚 800万画素25枚50枚101枚202枚 注）ベージュ地は推奨メモリーカード
前ページも書いたが、これはあくまでも日常的にカメラを持ち歩く場合の推奨容量である。
用途が異なる場合には容量がさらに異なってくることをお断りしておく。
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（デジタルカメラガイド）
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