●まずはお約束
さて、分解記事の前にお断りしておかねばならないことがある。
分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなる。 内蔵されるハードディスクがいつまでもマイクロドライブであるとはかぎらない。 本件に関してガイド、およびAllAboutJapanは個別の質問等にお答えすることはできない。
以上のことを肝に銘じた上で、あくまでも自己責任で実行していただきたい。
●分解してみよう!
まずはパッケージから取り出してみる。
本体はGAMEBOY ADVANCE SPを一回り小さくしたていどの大きさだ。
かなり小さい。
さて、実際に分解してみよう。外装のプラスティックに4つ、基板をとめるのに4つ、それぞれネジが使われている。
ほんの数分で分解できるはずだ。
自らの器用さに不安があるのであれば、ひとつの部品をとるごとにデジタルカメラで記録しておくといいだろう。
基板を裏返すと、マイクロドライブが姿を現す。
しっかりと4GBと記述されている。
ケーブルを抜く際には細心の注意を払っていただきたい。
というわけであっさり4GBマイクロドライブを入手できた。
せっかくなので1GBのものと並べてみた。
筆者が愛用しているSD9は1GBで100枚あまりしか撮影できないという仕様である。
これでメディアをとりかえることなく400枚は撮影できるようになる。
いや、本当に待ちわびていた。
なお、ガワのみが残ったMuVo2であるが、コンパクトフラッシュ/1GBマイクロドライブを使うことでMP3プレイヤーとして再利用できる。
筆者はあまっていた256MBのコンパクトフラッシュを利用している。
ざっとアルバム4枚ていど入るのでこれはこれで、なかなか便利だ。
ただし、やや相性が存在するようなので、インターネット等で情報収集していただきたい。
撮影と異なり、速度は必要ないので相性問題がでないものから、安価なものを選択するといいだろう。
関連リンク
超小型HDDポータブルオーディオプレーヤー比較 春は音楽を連れて出かけよう!
(AllAboutJapan オーディオ・ビジュアルガイド)
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