みなさんはデジタルカメラのデータをどのように管理しているだろうか?
デジタルカメラに付属してきたソフトにまかせていたり、別途に『Photoshop Album』などを購入してデジタルアルバムを製作しているというかたもいるだろう。
しかし、筆者のように年に数百GB(誇張ではなく、本当にこのくらい撮影するのである)という画像データを撮影するユーザーにとっては、アルバムソフトはいまひとつ使いにくい代物なのだ。
とにかく画像の量が尋常ではないので、とにかくシンプルにかつスピーディーに管理できる方法でなければならない。
そこで、本記事のような管理方法を編み出したというわけだ。
正直、筆者のようなヘビーユーザーの画像管理方法が万人に通用するとは毫ほども考えていない。
それでもそれぞれの画像データ管理に際してなんらかのヒントになれば幸いと思い、公開することとした。
●まずモバイルストレージを使って……
撮影を終えたときに、データはモバイルストレージに格納されていることが多い。
筆者は飛鳥のTripperを愛用している。
これはメモリーカードを内蔵電池で20GBまでバックアップできるというものだ。なかなかに優れもので、これがあれば2枚のメモリーカードを順繰りに利用することができるのである。
もうすでにこの時点で「メモリーカードいっぱいに撮ることなんてほとんどないよ」という読者の声が聞こえてきているのだが、あえてこのまま進ませていただく。
なにしろ筆者が愛用しているデジタルカメラが1GBのマイクロドライブで110枚前後しか撮影できないという豪気な仕様なので、こういったモバイルストレージを使わざるを得ないのだ。
このTripperをUSB2.0経由でPCに接続するか、メモリーカードをカードリーダを介してPCに接続する。
PC側にはモバイルラックに収納できるハードディスクが複数用意されており、まずはこれにデータを格納するのである。
現在、ハードディスクは120GBで1万円前後と安くなっているので、数ヶ月に1本買い足すというペースで済んでいる。
ここで疑問が浮かぶユーザーもいるだろう。「なぜCD-RやDVD-Rを利用しないのか?」と。
その最大の理由は速度にある。
・ヘビーユーザー向けデータ管理法
・ハードディスクなら楽々管理
・フォルダとテキストで画像を管理