10年前から始まった、全米50の州が順番に25セント硬貨をデザインするという企画があります。毎年5つの州の硬貨が発行され、10年目となる今年、50州の最後を飾るのが、一番最後にアメリカの州になったハワイ州でした。

ハワイ州がデザインした25セント硬貨が、11月1日、いよいよ発行となりました! 今回はこの企画とハワイらしい新デザインについて見てみましょう。

普通の硬貨にカメハメハ大王が!

ハワイ州の25セント クォーター
これが期間限定で発行されるハワイ州のデザインが刻まれた25セントコインのデザイン
硬貨のデザイン、というと、記念のもので普通には流通しないイメージがありますが、これは違って、ごく当たり前のように一般に使われる25セント硬貨を、各州がデザインをするという企画です。

手に入りにくいものではなく、ハワイのどこの銀行へ行っても、普通に両替してくれますし、お店のお釣りにも紛れてきます。日本に例えてみれば、50円玉を各都道府県が順番にデザインするみたいなものですね。でも、やっぱり発行日の11月1日には、朝から並んでしまう人も多かったようです。

10週間にわたって発行されるので、きっと相当数、流通していくことでしょう。今度、ハワイにいらっしゃる時に、小銭をもらったら、ぜひ注意してみてみてください。クォーターと呼ばれる、一般に使われる中では一番大きな硬貨です(一応、1ドル硬貨もありますが、ほとんど流通されないので)。

さて、最終デザインはご覧の通り、ハワイファンには定番中の定番といったイメージのカメハメハ大王と8つの島。刻印されている文字は、州のモットーで、「UA MAU KE EA O KA AINA I KA PONO」(一部、ハワイ語特有の表記がありますが、文字化けを防ぐため、通常のアルファベットに置き換えています)。英語の正式訳として「The life of the land is perpetuated in righteousness」が使われます。この言葉の背景については、長くなりますので機会を改めたいと思います。1959年という年号が書いてありますが、これはハワイがアメリカの州になった年。来年はちょうど50周年になるのです。

⇒ 候補になった5つのデザインとは? 次ページでご覧ください。