ハワイ/ハワイ関連情報

ハワイの花の香りがする風をピアノに託して(2ページ目)

2006年12月にピアニストとしてデビューしたホノルル在住17年のCHIYOさんに、ハワイ移住のきっかけや現在の暮らし、癒しや安らぎをテーマとしたオリジナルCDについて、お話しをうかがいました。

執筆者:上野 元

卒業後はピアノを通じてロコキッズとの触れあい

ハワイのピアノ専門店サンダース
ハワイ最大のピアノ専門店「サンダース」。CHIYOさんのレッスンはここで行われています。
キング通りとカラカウア通りの交差点近くに、赤い看板が目印のハワイ最大のピアノ専門店「サンダース」があります。CHIYOさんは現在そこに個人教室を構え、50人もの生徒さんにピアノを教えています。

「最初は数名からスタートして、徐々にご紹介などで生徒さんが増えていきました。ほとんどが子どもさんですけど、中にはすでにリタイアしてセカンドライフを満喫中の方とか、現在もバリバリ働かれている会社経営者の方もいらっしゃるんですよ。」

子どもの学校が終わる2時過ぎから個人レッスンが始まって、入れ替わり立ち替わり7時過ぎまで休みなく続きます。お休みは週に一日という、なかなかハードなスケジュールです。

「ハワイというと、フラとかウクレレとかを習うイメージばかりがあるかもしれませんが、以前からピアノのレッスンというのは、とても一般的で人気が高いんですよ。親の世代ができなかったことを子どもにと託すのも、日本と同じ。」

様々なバックグランドを持つ子供と接するのは、それだけで楽しいとCHIYOさん。アメリカの学校は宿題が本当に多いので、それをこなしながら、ピアノの練習もつむのはたいへんなことのようです。ゆっくりマイペースのレッスン・プランを組んであげることが、長く続けられる秘訣とおっしゃっていました。

⇒ 父の死、そしていよいよオリジナルCD「JACARANDA」の発売。詳しくは次ページで。
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