ハワイ/ハワイロングステイ・移住

ハワイで活躍する日本人弁護士登場・後編(2ページ目)

日本人弁護士として、日系人から移住した日本の方々に頼りにされる大塚純介さんへのインタビュー、後編です。いよいよ法律の勉強を終え、ハワイで実践に入るところからスタートいたします。

執筆者:上野 元

独立して、パートナーと事務所開設

大塚弁護士 記事
新聞での連載コラムでは、難しい法律相談をわかりやすい言葉で解説。信頼も生まれて、良いPRになっている様子。
2005年、念願の独立を果たし、ダウンタウンに素敵なオフィスを構えることとなりました。現在、パートナーやアシスタントなど、総勢5名の会社で、民事訴訟から移民法、不動産、相続、離婚訴訟、取立て、会社設立など、法律業務全般を受け持たれています。

「民事としては、人身事故、雇用に関するトラブル、商業上のトラブル、あるいは建築関係や登録商標についての違反などもあります。」

大塚さんのお名前とお顔は、実は一部のハワイ在住日本人の間では、とても有名です。なぜかというと、有力な新聞2紙に、顔写真付きでコラムを書き、さらに広告も載せていらっしゃるからです。

「やはり新聞でコラムを連載させていただく、というのは、時間はとても取られてたいへんなのですが、『信頼感』が生まれるという意味では、私のような職業の者にとっては、願ってもないチャンスなんですね。」

おかげで、当初はアメリカ人のお客さんがほとんどだったのに、今や50対50くらいで、日本人のお客様がどんどん増えているとか。ホームページを探し出して、日本からメールで問い合わせをしてくる方も多くなってきたそうです。

「独立したら、好きな時間に働いて、好きなときに休めるとか、気楽に考えていたのですが、とんでもなかったですね(笑)。5歳の娘ともっと一緒に遊んであげたいのですが、週末も仕事を引きずってしまうことが多くて、申し訳なく思っています。」

現在は訴訟に関わる仕事で、いつ裁判所から呼び出しがあるか分からないため、日本への帰省もままならない生活とか。幸い、ご両親もハワイに永住をし、近くに住まわれているので安心のようです。

アメリカ社会では、トラブルに巻き込まれたら素人判断をしないで、弁護士さんなど、専門家に相談するのは必須。そんな時、日本語で助けてもらえる大塚弁護士のような方が身近にいてくれたら、とても心強いですね。下記、ホームページもご参照ください。

⇒ 大塚・バフィングトン有限責任法律事務所


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