今回は4年ぶりに自宅でBBQパーティをホストしたというエイコ・ポメロイさんの体験を通じて、BBQパーティの準備から当日の様子までをご覧いただきましょう。
楽しいBBQパーティには下準備が肝心!
2キロものかたまり肉を3パック。でも比較的リーズナブルに手に入るところがアメリカか…。 |
BBQパーティーのメインとなる食材は、なんと言ってもやはり肉。今回のパーティーは、それぞれの参加者が自慢料理やデザートなどを持ち寄る「ポットラック」形式ではありましたが、メインのお肉はやはりパーティーを行うホスト一家が準備するのが一般的ですね。ものがかち合って、いざ食べるときにビックリしたりしないよう、あらかじめホストとは打ち合わせておくことも多いようです。
それにしても、参加人数が多い場合は、お肉の消費量もかなりのもの。会員制の大型スーパー「コスコ」では週末になると1パック2キロ以上あるようなBBQ用のお肉を大量に購入している光景がよく見られますが、パーティのホストに慣れていないと、何をどのくらい用意していいやら、さっぱりわからないもの。
「恥ずかしながら数年ぶりのBBQのため、一体どのお肉をどのくらいの量で購入すればいいのか分からず、生肉売り場から携帯電話で友人に電話して何とか約2キロのかたまり肉3パックを購入しました」と、エイコさん。
ちなみに、アメリカの場合、やはりBBQの主役は牛肉です。いろんな牛の部署が売られていますが、サーロイン、リブアイなど、ステーキとして一般的な種類を選べば無難でしょう。大味と言われるアメリカの肉ですが、準備次第で、安い肉が高級ステーキ肉のように生まれ変わったりもするので、とくにポットラックの場合は、ホストの見せ場はここに集中しますので、気合いを入れてのぞみましょう。
ひと口サイズにカットして、自慢の秘伝ソースや市販されているBBQソースにひと晩付けておくのが、当日おいしくいただくコツ。こってり系のアメリカンソースから、醤油ベースのアジア系ソース、パイナップルやマンゴーなどの入ったトロピカルなハワイアン系ソースなど、様々な種類のBBQソースがあるので、何度か事前に試して、お気に入りのものを見つけておくといいですね。
その他のパーティ用品の買い物も、コスコやウォルマートに行けば、いっぺんに済んで便利です。華やかな演出をしたい場合は、ワイケレ・プレミアム・アウトレットの「パーティシティ」など、パーティ用品の専門店へ行けば、風船や紙ナプキンなど、カラフルなものがそろって便利です。第一印象を決める重要な要素でもあるので、ホスト家庭の腕の見せ所です。
⇒ さて、パーティ当日はどんな感じ? ホストの役割を中心にみてみましょう。