東の空から太陽が昇り始め、マノアの山々からフレッシュな涼風が寄せてくる朝は、ハワイが最も輝いている時間。酸素をいっぱい含んだ新鮮な空気を浴びながらスタートする一日は、さわやかさも格別です。
今回は、ワイキキ起点のおすすめ散歩コースを3つご紹介いたしましょう。
1.クヒオビーチ~カピオラニ公園周遊コース
ダイヤモンド・ヘッドを間近に見ながら歩くカピオラニ公園。緑がとても爽やかです。 |
カパフル通りの交差点では、いくつかの道に分かれますが、ここはそのまま、道沿いに海伝いの道を選択。左は芝地、右は海。目の前には水族館やニューオータニ・カイマナビーチなどが見えてきます。水族館の裏手を過ぎて、そのまま道なりに行くと、いつしかカピオラニ公園の周遊コースに戻っています。
左に噴水、右にはコンドミニアム。公園にはみずみずしい緑がたっぷりで、ジョギングを楽しむ市民ランナーや、静かに太極拳のポーズを続けるグループなど、朝早くから、実にたくさんの人が活動していることに驚くでしょう。
ダイヤモンド・ヘッド・ロードへ続く交差点に出たら、左へ曲がり、公園沿いを歩いていきます。しばらく行くと、水飲み場やトイレがあるので、休憩が必要な方はこの辺で、ちょっと一休み。
モンサラット通りを過ぎ、そのまままっすぐ歩くと、そこは動物園の真裏。匂いがしてきたり、キリンの頭が見え隠れしたりするので、すぐにわかります。この辺は、道路の真ん中に大きな樹木が育っていて、ほどよい木陰を作っているので、日が昇ってからでもヒンヤリと涼しい場所。
カパフル通りに出たら、左に歩いていけば、ワイキキのビーチに戻ります。気持ちが良いのでもっと歩きたい、という方は、そのまま元に戻って、ダイヤモンド・ヘッド・ロードの交差点に行き、来た道ではなくて、中間にある、公園を対角線に横切るような小さな道を右折。すると、そこは有名なホノルルマラソンのゴールへと続く道になります。1キロ以上ある長い道ですが、左右の緑を楽しみながら歩けば、あっと言う間。右側にはテニスコートや鉄棒などが設置されたエキササイズ・エリア、銅像、屋外イベント会場のカピオラニ・バンドスタンドなどが次々とあらわれ、公園の終点地点に到着です。
水飲み場やトイレがほどよい距離で点在しているので、手ぶらで歩いても安心。早朝ならば車も少なく、静かな散歩が楽しめるでしょう。遠くまで行かない周遊コースなので、疲れたらワイキキへもすぐに戻れます。30分~1時間まで、自分で自由にコースを変えられるのも便利です。
⇒ 次はワイキキの山側、アラワイ運河の周遊コース!