会社設立に関わる一切を一手に引き受ける新サービス
充実した設備のレンタル・オフィス「ザ・ワイキキ・オフィス」 |
花岡:私たちは移民専門弁護士ではありません。ただ、移住やビザ取得に関して、広い知識とネットワークを持っていて、ビジネス・コンサルタントとしてそれぞれの分野の専門家たちとの間に入り、会社設立 やビザ取得のお手伝いをさせていただく会社です。
外来、というのは、ふたつ意味を含んでいまして、ひとつは困ったときに病院に駆け込む感覚で訪ねていただく「外来窓口」として、さらに日本という「外」からハワイに「来る」ということも引っかけた言葉なんです。
ガイド:なるほど。確かにビザ取得と、会社設立では、まったく違う政府機関を相手にしなければいけませんし、普通は違う専門分野なので、複数のコンサルタントとおつきあいしていかないと、実現できない。
花岡:その通りです。さらにお店や自宅の場所探しとなれば、今度は不動産会社のお世話にならねばならないわけですね。ひとくちに移住、会社設立と言っても、実際にしなければいけないことは多岐にわたっていて、それを一手に引き受ける人や会社が今まで存在しなかったのです。
ガイド:オフィス用品を買ったり、電話を引きたくても、来たばかりではどうしていいのか全然わからないですからね。
花岡:おっしゃる通り。弊社では、事前のマーケット・リサーチから、広告宣伝・販促のプランニング、正式起業までのオフィス・レンタル(6カ月以上の契約を前提の「ザ・ワイキキ・オフィス」は好評受け付け中・写真)など、細かなところまで一環したサービスを提供させていただいています。
ガイド:会社設立については、最近、資本金がほとんどいらないハワイで会社登記をして、その「日本支社」を作って日本のみでビジネスをする、という方々が増えていますね。
花岡:私どもでも、日本のパートナー経由でそういうお客様のお手伝いをしています。1ドル以上で受理されるのが原則ですが、1000ドル以上用意するのが通常ではありますね。わかりやすいパッケージにしていますので、ホームページなどでご覧の上、真剣に考えていらっしゃる方は、お問い合わせいただければと思います。
目的やきちんとした計画があってこそ成功する移住
ガイド:最後になりますが、移住やハワイでの起業を希望する読者の皆さんにアドバイスなどいただけますか?花岡:大きな夢と理想がふくらむハワイでの法人設立ですが、米国・ハワイでのビジネスを成功に導くためには、多少、厳しい現実のお話も直視していただかねばなりません。
ハワイは日本語が通じる、という俗説があるようですが、それは観光地ワイキキで旅行者として過ごす場合のお話で、ビジネスを進めていく上では、英語は必要と心得ておいた方が良いでしょう。いろいろな取引や現地従業員とのコミュニケーションに、英会話力は不可欠です。
ガイド:そうですね、お役所はすべて英語ですし、工事関係者も業者さんも、電話やインターネットも、何もかも英語ですから。
花岡:そういう意識がなく、ハワイなら簡単と思って来られる方が多いのです。
あとは、ハワイで起業を志す明確な目的を持っているかどうかが成功への鍵となります。ビザがほしい、だけでは、ビジネスが存続しなくて、結局は畳んで日本に帰ることになってしまいますから。市場調査は十分時間をかけて行って、資金にも余裕があることが大前提かと思います。
ガイド:お話をうかがっていて、何となく「とてもたいへんなお仕事をされている」という気がしてきました(笑)。
花岡:(笑)やはり体系立ててこういう情報を提供して、一貫したコーディネーションをしているサービスがありませんから、ものすごく基本的なところからお世話してさしあげなければならないんですよね。
でも、そういう方々のビジネスが軌道に乗れば、心から感謝もしていただけるし、彼らの成功した姿を拝見することが、やりがいとなっていきますね。
ガイド:縁の下の力持ち、というよりパートナーという感覚で、がっちりとした信頼関係を築かれるでしょうから、彼らの成功は本当に嬉しいでしょうね。