航空券/航空券関連情報

ラスベガスへはソウル経由で(2ページ目)

大韓航空の仁川/ラスベガス線が9月22日より新規就航! JALの日本からの直行便が9月いっぱいで運休になるため、あの24時間眠らないエンターテインメントの街へは、これからはソウル経由が便利になりそうです。

執筆者:秋本 俊二

“Excellence in Flight”の新ミッションのもと
CAの制服や機内装備を全面リニューアル


ビビンククス
マーキュリー賞の最優秀機内食賞に輝いた人気の「ビビンククス」はソウルから欧米への路線で味わうことができます
最近、大韓航空にとても“勢い”を感じます。

たとえば、長時間のフライトでは一番の楽しみといっていい機内食。大韓航空の機内食といえば、まず思い浮かべるのが人気の定番メニュー「ビビンバ」です。過去には機内食部門のオスカー賞と呼ばれるマーキュリー賞の最優秀機内食賞に輝き、さらに今年3月にもビビンバのそうめん版である「ビビンククス」で同賞を受賞しました。

新ユニフォーム
イタリアを代表するデザイナー、ジャンフランコ・フェレ氏のデザインによる新ユニフォーム
また昨年秋には「Excellence in Flight」という新たなミッションのもとで企業イメージの刷新に着手。CAや地上職員を含めた全従業員の制服や機体の内装などの全面リニューアルを進めてきました。イタリアを代表するデザイナー、ジャンフランコ・フェレ氏のデザインによる新しいユニフォームは乗客からも好評のようです。先日、名古屋からソウルに飛んだ知人も「以前の紺色と赤を基調とした制服に比べ、ずいぶん明るい色使いになりましたね。淡いブルーとベージュの組み合わせは、優雅さと明るさ、柔らかさを感じます」と話していました。

さて、前述したラスベガス線の話に戻りましょう。9月いっぱいでのJAL便の運休により、今年10月以降はアジアとラスベガスを直接結ぶエアラインは唯一、大韓航空だけになります。李鍾煕(イ・ジョンヒ)総括社長は「アジア圏では年間約18万人のラスベガス渡航需要があり、今回開設するソウルからの直行便は日本や中国、東南アジアなど他地域からのお客さまにとって利便性の高いフライトになるでしょう」とコメントを発表。他の関係者たちもアジア各国からの乗り継ぎ需要に大きな期待を寄せています。

仁川/ラスベガス線に投入する機材はボーイング777で、ファ ースト12席、ビジネス27席、エコノミー261席の計300席での運航を予定しています。運航スケジュールは下記のとおり。

●KE009便(火・金・日)/ 仁川発 21:40 ─ ラスベガス着 16:55
●KE010便(月・水・土)/ ラスベガス発 00:50 ─ 仁川着 06:00+1

大韓航空機
新しいコーポレートカラーを身にまとった大韓航空のボーイング777
東京からなら、成田発17時のKE002便でソウルに向かい、仁川発21時40分のKE009便に乗り継げばラスベガスには16時55分に到着します。タイムスケジュールとしてもちょうどいいですね。「ちょうどいい」というのは、ラスベガスは夕方からが“お楽しみタイム”のスタートだからです。ホテルに着いて一休みし、身支度を整えてカジノへ、そしてナイトショーへ。

ああ、行きたいなァ──ラスベガス。年内か来年早々にでも、大韓航空取材を計画しようかな。その際にはまた詳しくレポートしますので、お楽しみに!


【関連リンク】
大韓航空 公式サイト
■リンク集「ラスベガスに旅する」~All About「アメリカ」サイト
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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