『日本最初のパイロット徳川好敏とその愛機』展では、最近発見されたブレリオ機とライト機の実測図面なども初公開されます。ブレリオ機はフランス製、ライト機はドイツ製で、いずれも徳川好敏らが操縦し、当時の日本の飛行記録を次々と塗り替えていきました。機体の大きさや翼の形状などが詳細に分かる実測図面は貴重です。
このほか、日本最初の国産軍用機「会式一号機」などの資料も展示されます。
ところで、「航空発祥記念館」は日本の航空発祥の地・所沢に1993年オープンしました。館内にはヘリコプターや戦闘機、小型機などの実機を展示。操縦席に入れる機種もあり、子供たちや飛行機ファンの人気を集めています。ほかに航空機の歴史と構造、空を飛ぶ原理を分かりやすく説明してくれるコーナーなどがあり、シミュレーターを使っての操縦体験もできます。館内のショップでは紙飛行機やプラモデル、飛行機グッズのほか、私が行ったときには旅客機に使われたじゅうたんの切れ端なども売っていました。飛行機ファンの人には、いいプレゼントになるかも知れませんね。
開館時間は9時30分~17時。休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月29日~ 1月1日)。大人520円、小中学生260円。『日本最初のパイロット徳川好敏とその愛機』展は2002年2月3日まで開催。問い合わせは電話042-996-2225へ。
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