32bit版で現状に満足しているなら今が買いかも
最新のインテル Centrino 2はコード名Montevinaだが、次世代品のコード名Calpellaは2009年後半に予定されている。
AMDは現行のPumaプラットフォームの次世代となる、Tigrisを2009年に予定している。
これらの次世代プラットフォームを採用した製品は、当然ながら現行機種より高性能になる。
価格がどうなるのか今のところわからないが、現行のハイエンド機種と同等もしくは若干安くなるだろう。
2009年末頃にはWindows Vistaの次世代となるWindows 7も登場すると予想されており、本当にWindows 7が販売されるなら、2010年春モデルが登場する2009年末から2010年にかけては、Windows系を中心にノートパソコンの世代交代期となる。
それまで待ってもいいが、Windows XPをこれからも使い続けたい方は、今ならまだWindows XPをダウングレードなどで選べるし、今の性能で十分と思っているなら、メモリは32bit OSの限界だし、HDD容量も十分だろう、現行機種を購入して数年使うというのも悪くない選択になるだろう。
数年後には64bit OSも一般的になるなど、パソコン市場が現在とは大きく変わっていることも予想される。
今のうちに最新の環境になれておくか、今は現行のまま維持し、落ち着いたところで次世代機を選ぶかのどちらか。
一般ユーザーの方は、今はそこそこお買い得の現行機種を選んで、2年後くらいにより高性能でお買い得になったモデルへステップアップするというのが、悪くない選択肢なのではないかとガイド個人としては思う。
[上倉 賢]