個人的故障箇所第一位は角
その場合、故障箇所として最も多いのが角の部分。落とした場合、確率的に角の部分に衝撃が集中するため、角が壊れるのは当然だ。
ブリーフケースなどで持ち運び時に落とした場合は、50cm程度からの落下になる。個人的には自転車移動しているときに、車に激突されて、鞄がかごから飛び出したりなど様々な場面で落としているが、最近気づいたのは駅の改札など、細いところを通るときにに、鞄が壁などに激突することがあるという点。
生活の様々な場面に危険が潜んでおり注意したい。
次に多いのが、PCカードなどのイジェクト部分が折れてしまうこと。最近はPCカード自体をプッシュして取り出す形式も多いが、未だに多いのがイジェクトボタンタイプの物。これは鞄の中に入れていると、何らかの拍子に飛び出すことがある。それと知らずに鞄から取り出す際に、飛び出した部分と鞄が引っかかり折れる。
インナーケースは役に立たない
ノートパソコン用のインナーケースが売られていて、使用している人も多いようだが、特に安い物は役に立たないだろう。
物にもよるが、大抵は天面の加重を分散させるような効果はあっても、角からの落下までは対応できない物がほとんどだ。天面耐荷重は大抵の機種で問題ないレベルにあるため、インナーケースを使う利点は、何となく壊れなさそうと言う心理的な面と、持ち運び時のひっかき傷を防止するくらいの効果しか望めないのではないかと思う。