小型のノートパソコンは、高性能でそこそこの価格な物と、機能は落ちるが安い物の2つに分けられるようになりつつある。
低価格機種は今のところ海外メーカー中心だが、価格は高いが高性能な製品は、国内メーカーの技術力が試されている部分。
特に、軽量ながら性能や剛性が高い製品は、日本メーカーの技術力の高さを見せつけられるようで、日本人として誇る部分でもある。
性能は搭載するCPUなどのデバイスの差が大きく、バッテリ駆動時間はバッテリ容量や省電力設計でも異なるが、それほど大きくは変わらない。
差が出やすいのがデザインや剛性に関する部分。ここ数年スペック上訴えやすいのか、天面加圧など全体的な剛性の数値を強調することが多かったが、個人的な経験として剛性で最も差が出るのが、天面加圧よりも、落としたときに筐体の角がどれくらい壊れるかという点。
個人的な故障の原因は落下など
ノートパソコンが故障した場合、修理費用が高いのが、液晶パネルや、メイン基盤の交換費用。
NECの概算修理料金表をみると、マザーボード(メイン基盤)で5万円程度、液晶パネルで5万円から8万円程度になっている。
これでも昔よりは安くなっているが、1、2年使ったパソコンが壊れた場合、5万円以上の費用を出すなら、新しいのを買った方がいいとも思えるほどパソコンの価格は下がっている。
個人的な経験として、国内メーカー製の小型ノートパソコンで電気的なトラブルが発生することはまずないが、故障の原因の大きな部分は人為的なミスによるハードウェア上の問題。
そのミスもパソコンが入った鞄が踏まれたりなど多岐にわたるが、故障に関することに関して言えば、圧倒的に多いのが鞄ごと落としたりすること。
ノートパソコン単体で持ち歩くことは少ないが、その場合は移動距離も短く注意するので、落としたりすることはない。
電車移動など長距離移動の場合、鞄の中に入れて移動するが、鞄を自分で落としてしまうこともあるが、移動中原因はよくわからないが、何らかの衝撃により外装が壊れてしまっていることがよくある。