日本の技術を積極的に採用するNEC
角度を変えた画像。わかりにくいかもしれないが、立体的に見える。 |
このような特殊な筐体で興味深いのは、これらの最先端技術は日本発であるという点だろう。
HPのHP Imprintも日本の技術だし、今回の磁性体顔料や自己修復塗料も日本の技術だ。
これに限らず、エレクトロニクス関連は日本の技術力が依然として高い。
例えば、小型でバッテリ駆動時間の長いノートパソコンは、日本メーカーの独壇場だし、CPUなど半導体はインテル等が製造しているが、そのCPUの製造装置は日本企業のシェアが高い。
他にも、今回紹介したような周辺技術も日本企業の技術力は高いようで、最近は日本の技術力低下が危惧されている物の、今のところ世界的にも高い技術力を維持していることは間違いない。
このような展開が出来るのも、数量が比較的少なくても問題ないダイレクト販売に注力しているからこそでもあるが、日本の新技術を積極的に採用するNECの取り組み自体は非常に興味深い。今後も、ユーザーに利益のあるさまざまなバリエーションを期待したい。
とりあえずは、7月の発売に向けて、この磁性体顔料技術を生かしたデザインを試行錯誤中とのことで、どのような魅力的デザインになるのか楽しみにしたい。
デザインの試作品 これらもすべて立体的に見える。 |
121ware.com NEC商品情報サイト
NEC Direct(ダイレクト)
[上倉 賢]