昨年秋に世間を騒がせたソニーのバッテリ自主回収問題。
この問題が発覚した直後はバッテリ手配の関係もあり、交換まで数ヶ月と言われていたが、筆者所有のThinkPadでも該当バッテリが使われていたので、遅くなってしまったが交換の手続きをしてみた。
バッテリ自主回収についてはこちらで
バッテリのリコールまとめ
バッテリのリコールその後
バッテリ交換手順
交換対象か確認する方法は、メーカーなどにより異なるが、レノボの場合、レノボ製ツールで該当バッテリかどうかを確認する方法と、バーコードに書かれている番号を入力する2通りの方法がある。
どちらを選んだとしても、該当バッテリの場合、バッテリ交換手続きのサイトへ接続される。
そのサイトで住所などを入力すると、後日交換用バッテリが届き、交換対象のバッテリを送り返すという手順になっている。
バッテリ交換までの日数は
筆者の場合、4月2日に申し込み、2日後の4月4日には交換用バッテリが届いた。
メーカーや時期にもよるだろうが、現在はすぐに届くようだ。
届いた交換用バッテリー。
厳重に梱包されている | 返送用伝票とバッテリ交換方法の手順書が添付 |
ユーザーの手間としては、申し込み、宅配の受け取り、バッテリ交換、梱包、宅配業者への連絡だけ。返送用伝票には、発送先はもちろん申込者の名前も書かれているため、伝票に記入することも不要となっている。
交換後のバッテリは
交換前のバッテリ
交換後のバッテリ
交換前のバッテリはソニー製セルが使われていたようだが、交換後のバッテリはパナソニック製になっていた。ロットなどによっても異なると思うが、ソニー製の新しいバッテリに交換されるというわけではないようだ。
該当バッテリをまだ所有している方は、手間も最小限のため、早めに交換手続きをした方がいいだろう。該当しているかどうかわからない方は、各社のサイトで確認できるので、安全のためもう一度確認していただきたい。
ノート型PCにおけるリチウムイオン二次電池の安全利用に関する手引書 PDF
[上倉 賢]