LaVie G タイプLの新カラー |
NECのLaVieシリーズ2007年夏モデルが登場した。
筐体変更などはなく、ほとんどのモデルをHome Premiumとした春モデルの戦略はそのまま、各種機能、使い勝手の向上が中心だ。
ノートパソコンとは外れる物の、省スペースパソコンを探している方には、注目の新コンセプト製品も登場している。
NECのLaVieシリーズはスペックの高い順から、LaVie C、LaVie Lアドバンスト、LaVie LベーシックのA4ノートシリーズと、B5ノートのLaVie Jで合計4シリーズあるのは従来と同じ。
それぞれのWeb販売モデルLaVie Gシリーズは、カラーバリエーションが増えるなどしている。
NECのLaVieシリーズ2007年夏モデル
LaVie C
NECの最上位機種となるLaVie Cは、今回の新モデルより、全モデルスーパーシャインビューEX3液晶、液晶解像度は1440×900のWXGA+を採用した。通常のWXGAよりワンランク高い解像度だが、文字サイズも小さすぎないため、OSの設定を変更することなく、見やすく、情報量の多い表示が可能だろう。
店頭モデルは2モデルあり、上位モデルのLC950/JJにはBlu-rayドライブを搭載し、市販のコンテンツを再生可能。
もう一つのモデルはDVDスーパーマルチドライブだが、HDMI端子はどちらにも搭載しているため、大画面TV等にケーブル一本で出力することも簡単に行える。
Blu-rayドライブ搭載モデルのみだが、HDコンテンツ作成用のソフト、「Ulead DVD MovieWriter for NEC Ver.5」や、AVCHD方式の取り込み編集が出来る「HD Writer for SD1」が搭載されているのも注目だろう。
LaVie CにはTVチューナーがないが、同社のVALUESTAR Sなどで録画した番組などを配信することも出来る。無線LANがIEEE802.11n(ドラフト)対応になり、通信速度が速くなるため、このあたりでも活用できそうだ。
Webモデルでは、春モデルに引き続きWindows Vista Ultimateを選択することも可能だし、Core 2 Duo T7600、240GBのHDD容量も選択可能となっている。
よりこだわりのハイエンドモデルを求めてる場合、店頭モデルではなく、Web販売のLaVie G タイプCを選択した方がいいだろう。