ASUS U1 |
小型でバッテリ駆動時間の長いものや、TV機能を搭載したハイエンド機種こそ日本メーカーが得意とする分野だ。
一部、超小型のパソコンを出している海外メーカーはあるが、少なくとも、本当に使えるB5ノートでは日本メーカーの技術力は世界トップレベルにあると言っていいだろう。
しかし、海外メーカーの技術力も確実に向上している。特に、携帯電話ではこの状況が顕著だ。単純に各メーカーの技術力だけでは語れないが、小型で魅力的な機能の携帯電話は海外メーカー製のことも多い。
パソコンも海外メーカーが技術力を上げ、バッテリ駆動時間が長く小型で魅力的な製品を出してくることも考えられるだろう。
今回レビューしたASUS U1Fはバッテリ駆動時間こそ短い物の、重量やサイズは日本メーカーに負けない物を持っており、海外メーカーの技術力も上がっていることがよくわかる製品となっている。
ASUS U1
昨年秋、日本市場に参入したASUSのノートパソコンは、どの機種も外装などをこだわった、プレミアム感のある製品だ。
ASUSは、若干価格の高いプレミアム感のある製品で、市場調査をかねて日本市場をじっくり開拓しているようだが、U1も他の日本メーカー製品にはないデザインの製品となっている。
ピアノブラックの筐体とASUSロゴ
外装は、光沢のあるピアノ調の黒い塗装、いわゆるピアノブラックだ。また、パームレストは同時発表しているS6Fmと同じように本牛革を採用し、手触りがよい。筐体端は、シルバーでアクセントをつけている。
デザインにもこだわりがあり、プラスチック感丸出しの日本メーカー品より高級感がある。外出先で使用した場合は目立つだろう。