マルチディスプレイ
ノートパソコンでもDVI端子を搭載する機種が増えている。これにより外部液晶モニタにもくっきりと綺麗な表示が可能になるため、マルチディスプレイ環境でも快適に使えるようになる。
もちろんRGB出力でも実現可能で、ビデオチップの機能自体もマルチディスプレイに対応できる程度の物で十分ではあるが、マルチディスプレイ環境ではなによりもビデオメモリが重要になる。
メインメモリと共用する製品もあるが、ビデオメモリが独立した製品の場合、最低ラインが128MBとなる。
他にもあるビデオチップ機能
他の主要ソフトでは、2007 Office Systemの画像系処理にもビデオチップの機能を活用しており、実はOffice 2003からこの機能は使われていたとのこと。
他にも、Google Earthはもちろん、DVDビデオをより綺麗に表示する機能もある。NVIDIAの場合PureVideo
SD品質のDVDの場合、ビデオチップでより高画質化するが、HD DVDやBlu-rayのようなHD品質の動画の場合、Core 2 Duoとはいえビットレートなどが高いためCPU負荷が高い。そのためHD DVDやBlu-ray搭載機種はビデオチップを使いCPUの負荷を押さえている。
2000年前後のDVDビデオ搭乗時もDVD再生支援にMPEG2ハードウェアデコーダーが使われていたこともあったが、ビデオチップをHD動画の再生支援にする機能は、SDのDVDビデオをより綺麗に表示する機能と同じように今後も使われ続けるだろう。