SOTECの目指すサポートは
今回取材に応じていただいた、カスタマセンタサブユニットマネージャ成瀬氏(左)
リペアセンタユニットマネージャー静間氏(右)
SOTECのパソコンはリーズナブルな価格がなによりの魅力だが、サポートの一層の充実は誰もが強化を望む点だろう。
電話着信時間を短縮するためには人を増やすだけで比較的簡単に実現できるが、しっかりした対応の出来る人員でなければ、増やしても逆効果になってしまう。そのための教育は常に行っているようだし、問い合わせのデータベース化などについても、他社と同じように行われている。
一時期の悪かった評判も、最近ではあまり耳にしないが、これも当たり前のことを当たり前にやっていることが功を奏しているからであろう。
修理に関しても、サポートや修理、製品企画を含め自社内で完結し、それをとりまとめる技術品質部が、関係メーカーへフィードバックすることで、サービスレベルを向上するなど、さまざまな努力が伺える。
SOTECは安いだけでサービスが悪いのではないかという印象を個人的にも持っていたが、今回の取材でよくわかったのは、普通にトラブルがあったとしても、他社と同じようなサービスを受けられるということだ。
取材時には、他社ならオフレコでも話してもらえないデータも積極的に答えていただけるなど、情報もオープンであった。今後機能アップを予定しているという修理状況を確認できるようにするサービスなど、ユーザーニーズに応えられるようなサービスの充実も常に考えているということで、今後のサポート充実が楽しみだ。
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