東芝の2006年夏モデルが4月12日に発表になった。2日前にHD DVDドライブ搭載Qosmio G30が発表になったが、さすがに東芝だけあり、東芝の翌日に発表された富士通の HD DVD 搭載機よりも価格は同等でHDD容量では負けているが、全体的なスペックでは上回っている。
12日に発表になった Qosmio F30 シリーズは地上デジタル対応になった。これによりTV機能搭載のノートパソコンでは各シリーズで地上デジタル対応になった。このあたりは業界に先駆けての新技術導入は地上デジタルチューナーを自社開発している関係だろうが、TVチューナーモジュールを各社に提供しているピクセラ製品を富士通が搭載しており、今後他社も同等の技術を搭載し差が無くなる。東芝では次の展開も考えているそうで、総合力のあるメーカーの強みが今後どう生かされるのか楽しみだ。
他社と同じように Windows Vista Capable で、ビデオチップはチップセット内蔵が多いが、GMA950や ATI RADEON XPRESS 200M など比較的パフォーマンスの高い物が採用されており、Vista の Aero もある程度期待できる。
PC引越ナビもLANのクロスケーブルに対応するなど、ハードウェアだけではなく使い勝手面でも改良されている。
東芝 2006年夏モデル
HD DVD搭載
Qosmio G30
デザイン一新 ワイド液晶搭載
dynabook SS MX
地デジ対応 Qosmio F30
14.1型ワイド液晶 dynabook CX
低価格 dynabook AX
ハイグレード dynabook TX