使ってみてどうなのか?
まだまだ使い始めて間もないが、筐体自体の発熱はほとんど感じられない。冷却性能が高いのだと思うが、冷却ファンの音も本当に静かな環境でしか聞こえないくらい小さいものなので、まったく問題ない。
キーボードは実は ThinkPad Zシリーズと同一。このあたりがコストを抑える秘訣なのかもしれない。キーボード自体の出来は、Windows キーは従来の ThinkPad ユーザーには賛否両論あるだろうが、全体的なキー配列は違和感がなく、キータッチも及第点を与えられる。
最近のThinkPadシリーズに搭載されているタッチパッドも賛否両論あるだろう。個人的にはタッチパッドのボタンが筐体端にあり、間違えて押してしまうことが多かったので、使用しない設定にしている。
ThinkPad Z シリーズから使われている大きく変わったACアダプタ
ThinkPad と言えばセキュリティ機能にも注目したいが、これは年々機能が向上しているようで、T60に搭載されているソフトウェアも機能満載でまだ使いこなせていない。
パスワードよりも長く、ショルダーハッキングも防ぎやすいパスフレーズや指紋認証機能を組み合わせて使えば、かなり高度なことが出来そうだ。
ThinkVantage Client Solution
他社製品に比べれば価格が高いが、満足度も今のところ高い。発表会などで実機を触ったときにも感じていたが、実機をしばらく使用してみても、Lenovo になって設計が悪くなったということはなさそうだ。ThinkVantage Client Solution などをみても機能が向上され、ハードウェアだけではなく、ソフトウェアなども少なくとも悪くはなっていないことが確認できた。メモリスロットのアクセスなど不満点もあるが、今後さらに使い込んで詳細なレビューを掲載する予定でいる。
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