修理品の個人情報は
パソコンには各種個人情報が入っているため、個人情報保護法施行以前からプライバシーマーク取得や、様々な規定作りなど、実際に作業する方からすると面倒な部分も多くあるとは思うが、かなり力を入れているようだ。
最近はどこでも同じような状況だが、取材のために訪れた各部屋はIDカードにより入退出が管理されており、部外者は入室する事も出来ない。
また各作業では、誰が何をどんな修理作業をしたのかが管理されているとのことで、何か問題が発生した場合は、すぐに個人を特定出来るという。
実際にOSを立ち上げて動作確認する場合も、不都合が報告されていないソフトウェアは立ち上げる事もしないし、データを見る事もないという。実際は修理工場だが、各種作業は、生産工場並みに管理されており、各人の作業量や質が、各種表彰制度などにも連動しているため、無駄な作業をする暇はなく、効率の良い作業をせざるを得ない状況もあるようだ。
各種表彰制度
あまり管理しすぎると、モチベーションの低下に繋がる可能性もあるが、人事面でも様々な施策を実施することで、各人のやる気を引き出すのはもちろん、技術向上への補助も惜しんでいないようだ。
常に進化するコンピュータ関連最新技術の勉強会、社外でも通用する人材育成のための各種資格取得奨励など人材育成にも力を入れているため、各技術者の能力向上、修理作業の質向上に繋がっている物と思われる。
これらの施策をみてみると、情報流出はもちろん、修理等の技術面でも何も心配する事は無さそうだ。
地域社会への貢献