商工中金の3年定期預金は年1.75%。500万円の利息は約26万8300円
商工中金は、中小企業向けの融資などを手掛ける金融機関ですが、個人向けの預金商品も取り扱っています。
その1つが、定期預金「マイハーベスト」です。現在実施しているキャンペーンでは、個人がインターネットバンキングを利用して1口50万円以上を預け入れると、3年ものに年1.75%の金利が適用されます。キャンペーン期間は2026年10月30日午後3時までです。
仮に500万円を3年間預けた場合、税引前の利息は約26万8300円、税引後では約21万3800円となります。
この商品は、半年ごとに発生した利息を元本に組み入れる「半年複利」を採用しています。利息にも利息が付く仕組みで、単利よりも受取額が多くなります。
なお、キャンペーンでは1年ものに年1.1%、2年ものに年1.4%の金利も設定されています。いずれもインターネットバンキング経由の優遇金利であり、申し込み方法によって適用金利が異なります。
ゆうちょ銀行の3年定期貯金と比較すると?
身近な金融機関であるゆうちょ銀行の定期貯金と比べてみましょう。
2026年10月18日時点で、ゆうちょ銀行の3年ものの定期貯金金利は年0.8%です。同じ500万円を3年間預けた場合、税引前の利息は約12万1200円、税引後では約9万6600円となります。
商工中金のマイハーベストとの差は、税引前で約14万7100円、税引後で約11万7200円です。両商品とも半年複利で計算されるため、同じ預入額・期間で比較できます。
ただし、ゆうちょ銀行は2026年11月9日に預金金利の引き上げを予定しています。今回の比較は10月18日時点の公表金利に基づくものです。

高金利でも3年間使わないお金を預けることが大切
マイハーベストは固定金利のため、預入時の金利が当初満期日まで適用されます。今後、市場金利が低下した場合でも、年1.75%の金利を維持できる点は魅力です。
一方、金利がさらに上昇した場合には、より高い金利の商品が登場する可能性があります。また、満期前に解約すると所定の中途解約利率が適用され、当初予定していた利息を受け取れなくなります。一部解約もできません。
満期後は原則として自動継続されますが、継続後にはその時点の店頭表示金利が適用されるため、年1.75%が続くわけではありません。
また、預金保険制度の対象となり、同一金融機関にある他の一般預金などと合算して、元本1000万円までとその利息が保護されます。
商工中金のキャンペーン金利は期間限定です。3年間使う予定のない余裕資金がある場合には、ゆうちょ銀行の定期貯金と比較して検討する価値があるでしょう。
※金利は2026年10月18日時点。利息は半年複利による概算で、税引後は20.315%の税率を考慮しています。実際の利息は端数処理などによって異なる場合があります。







