金利差0.51%でも、10年間では約5万3000円の違い
ゆうちょ銀行の定額貯金は、金利上昇によって受け取れる利息が増えています。では、低金利だった頃を想定した年0.2%と、現在の年0.71%では、どの程度の違いがあるのでしょうか。
100万円を10年間預けた場合の利息を比較してみます。
定額貯金は、預入後6カ月を過ぎれば払い戻しができ、最長10年間預けられる商品です。利息は半年複利で計算され、預入時の金利が原則として適用されます。
2026年10月10日時点では、3年以上の適用金利は年0.71%です。
100万円を年0.71%で10年間預けると、税引前の利息は約7万3400円となります。一方、年0.2%で10年間預けた場合は約2万200円です。
両者の金利差は年0.51%ですが、10年間の利息の差は約5万3200円に達します。
金利別に比較すると、次のようになります。

定額貯金では、預入時の金利が原則として固定されます。したがって、預けた後に金利が上昇しても、既存の定額貯金に新しい金利が自動的に適用されるわけではありません。
低金利時代の定額貯金は預け直した方がよい?
以前から定額貯金を利用している人は、預入日と適用金利を確認してみましょう。
例えば、年0.2%で預けた定額貯金を、年0.71%の定額貯金に預け直せれば、その後の利息を増やせる可能性があります。
ただし、現在の定額貯金を払い戻して新たに預け入れると、金利の適用期間は最初から始まります。新しい定額貯金でも、預入後6カ月間は原則として払い戻しができません。
また、定額貯金は預入期間によって適用金利が異なります。年0.71%は3年以上預けた場合の利率であり、6カ月や1年で払い戻す場合には、それぞれの期間に応じた利率が適用されます。
さらに、金利上昇が続けば、預け直した後に一段と高い金利の商品が登場する可能性もあります。
低金利時代に預けた定額貯金をそのままにしている場合は、現在の適用金利と比較する価値があります。払い戻しまでの期間や今後の資金需要も踏まえ、預け直すかどうかを判断することが大切です。







