100万円を10年間預けると、利息は約13万2800円
金利上昇によって、ゆうちょ銀行の定期貯金も以前より利息を受け取りやすくなりました。
2026年8月10日には定期貯金の金利が引き上げられ、5年ものは年0.7%から1%、10年ものは年0.9%から1.25%になりました。
ゆうちょ銀行の定期貯金は、1000円以上1000円単位で預け入れでき、1カ月から10年までの預入期間を選べます。
2026年10月10日時点の金利を使い、100万円を預けた場合の利息を計算すると、次のようになります。

5年定期では約5万1100円、10年定期では約13万2800円となり、利息の差は約8万1700円です。ただし、10年定期は預入期間が2倍になるため、単純に利息総額だけで有利・不利を判断することはできません。
10年定期貯金は2026年5月18日に取り扱いが始まった商品です。長期間にわたって預入時の金利が適用されるため、将来金利が低下した場合でも、満期まで年1.25%の利率を確保できます。
金利上昇局面では、長期間の固定金利に注意
定期貯金のメリットは、預入時点で満期までの金利が決まることです。市場金利が下がっても、原則として預け入れた際の利率が維持されます。
一方、今後さらに金利が上昇した場合、既に預けている定期貯金の利率は自動的には上がりません。
例えば、年1.25%で100万円を10年定期に預けた後、新規募集の金利が年2%に上がったとしても、既存の貯金には年1.25%が適用されます。
また、満期前に払い戻すと、通常は預入期間内払戻利率が適用され、当初予定していた利息を受け取れなくなります。
そのため、金利上昇が続くと考える場合は、100万円全てを10年定期に預けるのではなく、50万円を1年定期、残り50万円を5年定期にするなど、預入期間を分ける方法もあります。
なお、ゆうちょ銀行は定期性貯金についても今後の金利引き上げを予定していますが、2026年10月10日時点では新しい利率と適用開始日は発表されていません。
長期定期の利息は魅力的になってきましたが、金利がさらに上がる可能性も踏まえ、資金を使う時期に合わせて預入期間を選ぶことが大切です。







